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電気ポットと電気ケトルとの電気代比較!上手な節約&掃除方法を紹介


いつでもお湯が使えて、近距離なら移動も便利な電気ポットの電気代はどのくらいでしょうか。新機能の追加など進化し続ける電気ポットについて解説します。電気ケトル・魔法瓶との違いや簡単な節約方法も紹介します。これから電気ポットの購入や買い替えを検討されているなら、ぜひ参考にしてみてください。

便利な電気ポットの電気代を解説!湯沸かしと保温でいくら?

電気ポットは保温つけっぱなしでも大丈夫!電気代1日約15円

電気ポットは2つのジャンルがあり、2.2リットル以上の水量と湯沸かし・保温機能付きを電気ポット、最大水量1.0リットル前後の湯沸かし専用の卓上タイプを電気ケトルといいます。電気ポットはタイガー 蒸気レスVE電気まほうびん PIG-Sを参考に湯沸かしと保温時の電気代を計算します。日本電気工業会自主基準による測定(室温23℃、湯沸かし2回/1日、再沸騰1回/1日、保温90度で23時間/1日、365/年間で計算)による数値を参考にしています。

タイガー蒸気レスVE電気まほうびんPIG-S
1日当りの消費電力量と電気代 0.55kWh/日 約14.6円
年間消費電力量と電気代 201kWh/年 5427.0円

蒸気レスVE電気まほうびんPIG-Sの保温機能は、タイガー独自の高真空2重瓶による保温が可能で、プラグを抜いて3時間経過しても90度以上をキープできます。実際に保温機能を一切使わなかったとしても、沸騰後3時間以内なら90度以上の湯を確保できるでしょう。100度の熱湯にこだわらないなら、美味しく飲めて、1日約14.6円以下の電気代で使用できます。

また保温機能を使う場合でも、2時間以上ポットを使わないときは自動的に節電保温に切り替わり、毎日23時間保温しても電気代は約14.6円です。他のメーカーの電気ポットの場合でも、省エネモードやエコモードなどを上手く活用することで、通常保温時よりも安い電気代で使うことができます。

新機能搭載の電気ポットの電気代は?つけっぱなしの方がいい!

象印では、みまもりほっとラインというサービスを展開し、無線通信機を内蔵するiPOT CV-DA22を販売しています。毎日一定の使い方をする電気ポットにヒントを得て、遠く離れて住む家族の安全を見守るサービスが利用できるものです。JEMA自主基準による測定(室温23℃、湯沸かし2回/1日、再沸騰1回/1日、保温95度で23時間/1日、365/年間で計算)では1日あたりの電気代は約20.5円です。

象印 iPOT CV-DA22
年間消費電力量と電気代 276.7kWh/年 7,470.9円
一日当たりの消費電力量と電気代 0.76kWh/日 約20.5円

電気ポットとしては蒸気レスVE電気まほうびんPIG-Sに比べて1日あたり5.5円高いですが、搭載する機能やみまもりサービスの利用を考えると高いわけではありません。パワフル沸騰タイプの電気ポットと同じくらいの電気代です。電気ポットが省エネ以外の分野で進化した、代表的なケースだといえます。

電気ポットと電気ケトルの機能と電気代を比較

もともとは電気ポットと電気ケトルは同じジャンルのもので、保温機能の有無や最大水量の違いで別に分類されています。最大水量は、電子ケトルはティファールを参考にすると1リットル前後、電気ポットは2.2リットル以上、3、4、5リットルが平均的で、タイガー 蒸気レスVE電気まほうびん PIG-Sで比較します。

電気ポットVS電気ケトル!電気代&低い消費電力+機能でポットが優秀

電気ポットと電気ケトルは、1回の沸騰にかかる電気代を比較すると電気ケトルが約2.8円と安く見えますが、消費電力や水量・その他機能も含めて考えると、電気ポットが優秀です。電気ポットの特徴は次の通りです。

  • 3リットル約9.8円で沸騰できる
  • 沸騰時消費電力は700W
  • 沸騰後の保温、3時間なら90度以上キープ

機能の違いを見ていくと、電気ケトルは1リットル前後の水を約2分~5分の短時間で沸かし、保温はできなくても必要なときにすぐお湯を沸かせるメリットがあります。電気ポットは平均2.2リットル以上の水量があり、沸かす・保温・再沸騰ができますが、沸騰まで31分と少々時間がかかる面を持っています。

電気ポット 電気ケトル
湯沸かし機能 湯沸かし
再沸騰
湯沸かし
保温機能 あり なし
1回の沸騰にかかる電気代 約9.8円
(3リットル/700W/31分)
タイガー
蒸気レスVE電気まほうびんPIG-S
1回約2.8円
(1.0リットル/1250W/約5分)
ティファール メゾン
ステンレスシルバー 1.0L
最大水量
(リットル)
2.2、3、4、5 0.8、1.0、1.2

いつでもお湯が使えて保温でき、2リットル以上の大容量にも対応可能、消費電力が小さいことを考えると、家庭で使うなら電気ポットが優秀です。反対に一人暮らしや二人暮らしなら、必要なときだけ使える卓上タイプの電気ケトルが便利でしょう。

1日の電気代比較!電気ポットと電気ケトルは使用頻度で差が出る

電気ポットと電気ケトルの1日の電気代は比較しにくいので、日本電気工業会自主基準による測定を参考にすると、電気ポットの1日あたりの電気代は約14.6円です(3リットル満水時・保温含む)。電気ポットは3リットルの水を沸かすため、電気ケトルも単純に3リットル沸かしたとすると、2.8円×3=8.4円かかります。

電気ポットの3リットルの湯を1日かけて使う場合は、都度沸かせる電気ケトルの方がお得な電気代ですが、電気ケトルで1日5回・5リットル以上沸かすなら電気ポットの方がお得になります。電気代だけを比較する場合、1日のお湯の使用量が3リットル未満なら電気ケトル3リットル以上なら電気ポットがお得です。

電気ポットと魔法瓶の違いとは?電気代と賢い使い方を解説!

電気ポットの中には、電気魔法瓶などのように表示されている製品もありますね。電気ポットと魔法瓶の違いはどのようなものがあるでしょうか。詳しく見ていきましょう。

電気ポットと魔法瓶の違いはほぼなし!電気代の差もわずか

本来の電気ポットは、湯を電気で沸かしてすぐに使うことを想定した家電で、現在のように優れた保温性は期待できないものでした。対して魔法瓶は、沸かしたお湯を時間が経過してから使うことを目的にした製品で、もともと保温性に優れた面を持っていました。

  • 電気ポット・・・湯沸かし主流で保温なし
  • 魔法瓶・・・保温メインで湯沸かし機能なし

現在はどちらも進化して、電気ポットは保温機能を持つようになり、ポット内の温度が下がると再沸騰する仕組みが主流です。魔法瓶も湯沸かし機能を持つものが主流となり、両者の機能はほとんど同じ状態です。ただ、電気ポットは沸かす機能に優れ魔法瓶は保温性能に優れている、というわずかな違いがあります。

このように名称こそポットや魔法瓶で異なりますが、いい方にこだわる必要はありません。自分が欲しい機能・容量・性能などで選ぶようにしましょう。また、電気ポット1日あたりの電気代は約14.6円、マイコン沸とうVE電気まほうびん優湯生(ゆうとうせい)CV-WB30では1日あたり約15.1円と、電気代はわずか0.5円の差です。

電気ポットはミルク作りに便利!電気代は保温や水筒併用で節約可能

電気ポットのお湯は、赤ちゃんのミルクを作るときも便利に使えます。一般的な保温機能は98度、90度、80度と少し高めですが、タイガー蒸気レスVE電気まほうびん PIJ-Aなら70度の調乳用の保温が可能です。1日あたりの電気代は約20.5円と少し高くなりますが、その電気代は水筒の併用で節約可能です。

ミルクの回数が多いときは調乳用の保温機能に任せておくのがベストです。1~3回と少なくなってきたら、70度のお湯を保温可能な水筒に入れて使い、電気ポット電源プラグを抜きましょう。水筒の容量はミルクの量にもよりますが500ml程度あれば、200mlのミルクを2回作ることができます。

ミルクが必要な時期は、ママは少しでも手間暇を省きたいものです。かといって電気に頼りっぱなしにもできないので、できる範囲で取り組んでみてください。

電気ポットの汚れはクエン酸で掃除!余分な電気代や買換え費用も節約

毎日使う電気ポットには、自然と白い「水垢」が付着していきます。名前に「垢」とつくので汚い感じがしますが、水の中のミネラル分が変化して付着している状態です。この水垢はどんどん貯まるものなので、定期的に掃除する方法をチェックしておきましょう!

電気ポットの掃除に使う電気代とクエン酸代を比較!

電気ポットの掃除には、クエン酸がおすすめです。クエン酸は、レモンや梅干しに含まれる酸っぱい酸性の成分です。アルカリ性の水垢や石けんカスの除去、アルカリ性の悪臭除去などが得意です。ホームセンターや100円均一で簡単に購入でき、安全性が高いので安心して使うことができます。クエン酸の使い方は簡単4ステップです。

  1. 50gほどのクエン酸を満水の電気ポットに入れて溶かす。
  2. 1度沸騰させたあと1~2時間つけ置きにする。
  3. 電気ポットの湯を捨ててゆすぎ、残っているところはスポンジでこすり落とす。
  4. 再度満水で沸騰させて、お湯を捨てて完了。

電気ポットに「クエン酸洗浄機能」などがあれば、2番のつけ置きの工程が楽にできます。汚れがひどいときは落ちにくいので、何度かこの工程を繰り返してください。また食用の「酢」でも代用できますが、独特の臭いが残ることがあるので注意が必要です。

電気ポットの掃除に使える便利グッズを紹介

電気ポットの掃除には、小林製薬のポット洗浄中や、ミヨシ石鹸の暮らしのクエン酸などが使いやすいです。便利グッズ売り場では、「重曹」も陳列されていると思いますが、重曹は弱アルカリ性なので水垢を落とすことには向きません。もしもホームセンターなどで見かけたときは、クエン酸系を選ぶようにしましょう。

電気ポットは省エネタイプがおすすめ!使い方次第で電気代節約できる

電気ポットは近年どんどん省エネが進み、電気代がかかると言われていた時代に比べて随分保温性能や節電機能がアップしています。メーカーによりさまざまなこだわりがあるものの、全体的に省エネ傾向が強くなっています。今後、電気ポットの購入を検討している方や、買い替え時期に差し掛かっている方は、省エネタイプを中心に比較検討してみてください。

また、用途により水量や機能の選択も異なるので、特に機能面は細かいところまでチェックしましょう。沸騰後の保温性能が良いタイプだと、電源プラグを抜いても保温が効くポットもありおすすめです。また、保温できる水筒の併用でも、電気代の節約につながります。さまざまなシーンで賢く節電していきましょう。

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