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「新潟県」の電力自由化はどうなっている?

新潟県の電力事情

新潟県の電力使用量は全国第14位です!

新潟県の電力消費量は、平成20年の調査によると5,103GW/h(100万kWh=1GWh)です。電力消費量の総量は都道府県別でみると第14位となっています。県の人口も同じく全国第14位で、人口数に比例して電力の使用量も比較的高めです。消費量の内訳をみると、産業用の消費量が家庭用の約2倍という割合です。平成元年には工場立地件数が日本一になったこともあり、金属製品や石油燃焼器具の生産など鉱工業が盛んなため、それを支える電力の使用量が自ずと多くなります。

産業用の電力消費量は全国第19位です!

電気事業連合会統計委員会によるデータをみると、平成17年に5,079GW/hだった新潟県の電力消費量は、平成19年には5,203GW/hまで増えています。しかし翌年の平成20年には5,103GW/hまで減らしており、全国的な傾向と同じく省エネ化が効果を表しているようです。北陸工業地域の中心的な存在であるため、産業用の電力使用量は全国で第19位と平均をやや上回るレベルとなっています。

新潟県民1人当たりの電力消費量は2,114kW/hです

新潟県の人口は平成22年10月時点で2,374,450人と全国で14番目の人口数でした。新潟県の電力消費量は5,103GW/hであるため、1人当たりは2,114kW/hとなります。この値を都道府県別でみると全国第35位と下位に位置しています。県内総生産は8兆6,100億円(平成22年度) と全国で14番目の経済規模で、産業用の電力使用量は全国平均レベルの新潟県ですが、県民1人当たりでみると全国平均を大きく下回り、家庭においては省エネルギー化が進んでいると考えられます。

北陸地方の中での新潟県の電気事情

1人当たりの電力消費量は非常に少ない値です

新潟県の人口は2,374,450人で全国第14位ですが、同じ北陸地方の富山県と比べると2倍以上の人口数です。しかし、平成7年頃までは増え続けていた人口が平成12年頃から減少傾向に転じており、平成17年から平成22年までの5年間で約6万人と大きく減少させています。要因は他県と同じく少子高齢化であると考えられます。

新潟県民の電力消費量は北陸地方の水準を大きく下回っています

1人当たりの電力消費量に関しては、新潟県は全国で第35位(2,114kW/h)と平均をかなり下回る値となっていますが、同じ北陸地方にある他県の順位をみると、福井県は第1位(2,717kW/h)、石川県は第2位(2,629kW/h)、富山県は第3位(2,550kW/h)と上位を独占しています。日本海側に位置するため冬は寒さが厳しく、電力の使用量が増える地域と言えますが、同じ北陸地方にありながら新潟県だけ1人当たりの電力消費量が非常に低い水準となっています。

新潟県民の電気の使い方

新潟県は再生可能エネルギーの導入を積極的に進めています!

新潟県では、再生可能エネルギーの導入、省エネルギー対策に力を入れて取り組んでいます。平成26年7月28日には新潟市で初めてのメガソーラー発電所が竣工されました。最大出力は1メガワット(1,000kW)で、年間予想発電量は一般家庭約300世帯の使用電力量に相当する1.08GW/hと計算されています。このように、県内全体で環境保全を推し進めるため再生可能エネルギーを生み出すシステムづくりが進んでおり、家庭において太陽光発電システムを導入する際には、一定条件を満たせば補助金制度を利用することが出来ます。

新潟県の電力自由化の影響

新潟県民は電力自由化に期待しています!

県全体では全国で14番目に電気をよく使う新潟県ですが、電力消費量の削減を目指し、官民が一体となって省エネルギー化を推進しています。家庭においては省エネ化がかなり進んでいるようですが、新潟県民は「電力自由化」によって更に節電・節約ができると期待しています。

電力自由化ってどういうこと?!

これまでは、地域ごとに特定された一社だけに電力業を独占的に行わせる法体制となっていました。発電、送電、送配電網に関しても特定の電力会社が保有していました。2016年4月から開始される「電力自由化」によって特定の事業者以外も家庭向けの電力供給が可能となるため、様々な業種の事業者が新たに電力業に参入し始めています。自由化されたことで消費者は多くのPPS(特定規模電気事業者)から契約する事業者を選ぶことが出来るようになります。また、そのことによって事業者間の価格競争がはじまるため、電気代が今までよりも割安となることが期待されます。

新潟県は電力自由化によって大きな利益を得ています!

新潟県には数多くの発電施設があり、年間約528億kWhの電力をつくり出しています。電源別構成は、原子力40%、火力44%、水力16%となっており、最大出力は2,057万kWです。新潟県は発電した電力の60%以上を県外に移出している電力供給県で、これまではそのほとんどを東北電力に売電していましたが、平成26年にはPPS(特定規模電気事業者)に切り替え、そのことによって売電収入が大幅にアップしています。他県では電力を購入するための入札が行われていますが、新潟県では県が運営する施設で発電した電力を売却するかたちとなっており、電力自由化によって収入を大きく増やすことに成功しています。

新潟県はエネルギー供給基地として社会に貢献しています!

一大エネルギー供給基地である新潟県には「新潟県次世代エネルギーパーク」が設置されています。水力発電所、風力発電所、メガソーラー発電所など多種多様な発電施設があるため、施設では県民がエネルギーに関して理解を深めていけるよう体験セミナーなどを実施しています。新潟県には全国有数の豪雪地という地域特性を活かした雪氷熱導入施設もあり、新たなエネルギー開発に県全体が全力で取り組んでいます。

賢い選択でより良い生活を手に入れましょう!

新潟県には多種多様な発電施設があり、電力供給県として大きな役割を担っています。県民の省エネ・節電に対する意識も高く、自治体においてはすでに「電力自由化」の恩恵を受けています。これからは、家庭においても多くのPPS(特定規模電気事業者)から最適な事業者を選ぶことでさらに電気料金の節約が可能となるほか、環境保全につながる再生可能エネルギーを選ぶことで、より良い社会をつくっていくことができるでしょう!

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