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「愛媛県」の電力自由化はどうなっている?

愛媛県の電力事情

愛媛県の電力使用量は全国第26位です!

愛媛県の電力消費量は、平成20年の調査によると3,440GW/h(100万kWh=1GWh)です。電力消費量の総量を都道府県別でみると第26位となります。人口は同じく全国で26番目となっており、人口に比例した電力使用量と言えます。消費量の内訳をみると、産業用の消費量が家庭用の約3倍となっています。農業・漁業・林業など第一次産業が発展しているほか、繊維、パルプ、食品関連の製造工場が多いため、自ずと産業用の電力消費量が高い値となるようです。東予地方では今治タオルが有名で、中予地方は松山市などに石油化学や食料品の製造工場が多く、工業的に発展しているエリアです。

産業用の電力消費量は全国第17位です!

電気事業連合会統計委員会によるデータをみると、平成17年に3,369GW/hだった愛媛県の電力消費量は、平成19年には3,466GW/hまで増しています。しかし、平成20年には3,440GW/hまで減っており、県全体で省エネ化が進みつつあるようです。産業用に限ってみると全国で第17位という高い順位に位置しており、工業が発展している県の特徴が表れています。

愛媛県民1人当たりの電力消費量は2,337kW/hです

愛媛県の人口は平成22年10月時点で1,431,493人と全国で26番目の人口です。愛媛県の電力消費量は3,440GW/hであるため、1人当たり2,337kW/hとなります。この値を都道府県別でみると第16位という高い順位となります。県内総生産は4兆8,900億円、全国第27位 (平成22年度) の経済規模ですが、製造工場が多いこともあり、県民1人当たりで換算すると電力使用量が比較的高いランクとなっています。

四国地方における愛媛県の電気事情

愛媛県の人口は平成17年頃から減少し続けています

愛媛県の人口は1,431,493人で全国第26位ですが、四国地方の他県と比べてみると、香川県は995,842人(全国第40位)、徳島県は785,491人(全国第44位)、高知県は764,456人(全国第45位)となっているため、愛媛県は四国地方のなかで最も人口が多い県ということになります。しかし、人口の推移をみると平成17年から22年までの5年間で約3.5万人減らしており、今後も減少していくと予測されています。

愛媛県の1人当たりの電力消費量は四国地方の平均以下の値です

1人当たりの電力消費量に関しては、愛媛県は全国で16位(2,337kW/h)と平均を大きく上回る値ですが、同じ四国地方の他県をみると、徳島県は第7位(2,459kW/h)、香川県は第8位(2,451kW/h)、高知県は第17位(2,321kW/h)となっています。これらのデータでわかるように、愛媛県民1人当たりの電力使用量は他の四国地方の平均を下回る水準であることがわかります。

愛媛県民の電気の使い方

熱帯夜が多いためエアコンの使用時間が長くなります

海と山の自然環境に恵まれている愛媛県は、冬は比較的暖かいため過ごしやすいのですが、太平洋高気圧に覆われる夏になると、瀬戸内海沿岸特有の「凪」が発生するため、35℃を超える猛暑・酷暑となる日が多くあります。また、熱帯夜になることも多いため、エアコンの使用時間が長くなります。

愛媛県の電力自由化の影響

愛媛県民は電力自由化による節電・節約を期待しています!

愛媛県では省エネルギー対策を推進していますが、さらに電力消費量を削減していくため、官民が一体となって様々な取り組みを行っています。県民1人当たりの電力消費量は全国第16位と比較的高い値であるため、各家庭においては「電力自由化」による節電・節約を期待しています。

電力自由化ってどういうこと?!

これまでは、地域ごとに特定された一社だけに電力業を独占的に行わせる法体制となっていました。発電、送電、送配電網に関しても特定の電力会社が保有していました。2016年4月から開始される「電力自由化」によって特定の事業者以外も家庭向けの電力供給が可能となるため、様々な業種の事業者が新たに電力業に参入し始めています。自由化されたことで消費者は多くのPPS(特定規模電気事業者)から契約する事業者を選ぶことが出来るようになります。また、そのことによって事業者間の価格競争がはじまるため、電気代が今までよりも割安となることが期待されます。

風力発電など再生可能エネルギーが普及されてます!

愛媛県は、四国地方のなかでもっとも再生可能エネルギーが普及しており、伊方ウィンドファームなど県内に多数ある風力発電の年間供給量は全国第8位となっています。また、太陽光発電の年間供給量も全国第14位という高水準です。愛媛県では、再生可能エネルギーの導入を早くから推し進めており、小水力発電からバイオマスの熱利用までバランスよく普及しています。特徴的なものとしては、「ポンジュース」をつくる過程においてできるミカンの搾りカスを使ったバイオ燃料の発電システムや「今治タオル」で知られる綿繊維を使うバイオエネルギー発電システムなどがあります。

木質バイオマス発電所の建設が進んでいます

全国有数のヒノキの産地である愛媛県では、木質バイオマス発電所の建設を進めています。県の産業として大きな割合を占める林業をさらに発展させるため、「えひめ森林発電」に対して県が53億円という事業費の一部を無利子で融資し、森林組合やチップ加工業者が燃料の供給体制を整備しています。目標としては年間2万4,000世帯分の電力供給を目指しています。また、発電した電力は固定価格買取制度によって四国電力に売電することになっており、年間の売電収入は約24億円を見込んでいます。県の面積の約7割を森林が占めているため、愛媛県では今後さらに木質バイオマス発電を促進する方針となっています。

賢く選んでより良い暮らしを手に入れましょう!

県全体としては全国平均レベルの電力消費量である愛媛県ですが、再生可能エネルギーの導入を推進するなど、官民が一体となって努力しています。「電力自由化」によって家庭においてもさらなる節電・節約を期待しており、すでの多くのPPS(特定規模電気事業者)がお得な契約プランをPRしていますが、各家庭においてはそれぞれの電気の使い方を正しく把握し、最適なPPS(特定規模電気事業者)を選ぶ必要があります。

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