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サーキュレーターの電気代は?エアコンと併用で年間電気代を安くする


扇風機とよく似たサーキュレーターをご存知でしょうか。扇風機と同じように羽の回転で風を作りだす家電です。エアコンを使うときに併用すると電気代の節約に貢献するといわれ、エアコンの電気代が高くて気になる方からたくさんの注目を集めています。扇風機とは異なるサーキュレーターについて詳しく調べてみました。

サーキュレーターの電気代はいくら?扇風機と何が違うのか

サーキュレーターと扇風機は基本機能が違う!電気代は扇風機が安い

サーキュレーターは扇風機と同じように風を作りだす機器で、扇風機よりも強い風を作り出すことが特徴です。通常、風同士がぶつかり合うとお互いを打ち消しあいますが、サーキュレーターの風は打ち消されることがない強い風です。そのため一般家庭で使われる前は、野外のイベントで広範囲に風を送る熱中症対策、工場などの換気の一環としても使用されることがありました。

また、扇風機は涼を取ることが目的なのに対し、サーキュレーターは空気の循環を目的と、同じ風を作る家電でも違う目的をもっています。サーキュレーターは空気の循環機器としての役割を担うため、扇風機のように風量調節はほとんど無く、デザイン性も機械的なものばかりでした。しかし近年では猛暑の影響や節電への意識から、サーキュレーターもセンスアップして家庭に取り入れやすいものが増えています。

アイリスオーヤマ PCF-SC15Tはコロンと丸く重さは2キロ、上下左右に動く首振りが特徴で、消費電力は38W、1時間当たりの電気代は約1円です。扇風機と比較すると山善 DCリビング扇風機YLX-ED301は静音モード搭載の二重羽に重さは3キロ、消費電力は24W、1時間当たりの電気代は約0.6円と、電気代に着目すると扇風機が優勢です。

エアコンとサーキュレーターの併用で電気代はどれくらい安くなるのか

サーキュレーターはエアコン運転時に併用すると、節電できるといわれています。通常なら2つの家電を同時に使えば二重の電気代がかかりますが、実際にはサーキュレーターを併用する方が節電効果が高くなることがわかっています。併用するとどのくらい電気代が安くなるのか計算していきましょう。

年間約4,000円の電気代節約!エアコンとサーキュレーターの併用のすすめ

エアコンとサーキュレーターを併用すると、部屋の中の温度はどう違うでしょうか。アイリス暮らし便利ナビによると、外気温32℃、エアコンの設定温度冷風27℃の条件では、エアコン単体よりもサーキュレーターを併用した方が、運転開始15分までの間に最大1.1度も早く温度を下げるとしています。早く設定温度に達するため余分な電気代を節約することができるわけです。

実際の電気代を計算すると、一般家庭では1日のエアコンの使用電力が約7kWh、サーキュレーターとの併用では約6.5kWhに下がります。節電部分は7kWh-6.5kWh=0.5kWh、1日あたり0.5kWhの節電です。1kWhの料金単価を27円とすると、節約できる電気代は0.5×27=13.5円になります。単純計算では年間4,860円も電気代を安くできますが、エアコンを使わない時期を考慮すると年間4,000円くらいは電気代が安くなると考えて良いでしょう。

エアコンとサーキュレーターの併用で電気代節約の秘密は体感温度!

エアコンとサーキュレーターを併用するメリットは通常運転時よりも早く設定温度に達することと、サーキュレーターの風により体感温度が下がる(暖房時は上がる)ことです。風が直接体に当たらなくても、空気が循環しているとそよそよと涼しい空気(暖房時は暖かい空気)が体に触れますね。空気の循環による体感温度の変化は意外なほど影響を与え、設定温度よりも涼しく感じさせます。もしも設定温度よりも涼しいと感じるならエアコンの設定温度を下げることもできるでしょう。

ダイキンではエアコンの設定温度が1℃違うと10%の節電になると発表しています。部屋の広さやエアコンのスペックで節約できる金額は変わりますが、サーキュレーターの併用で設定温度も上げる(暖房は下げる)ことができれば、さらに電気代を節約することができますね。それぞれの季節で少しの工夫を組み合わせることも、設定温度を上げることにつながるでしょう。次ではサーキュレーターの設置方法や風向きなど効果的な併用方法をご紹介します。

暖房もサーキュレーター併用で電気代節約!効果的な併用方法を解説

サーキュレーターで部屋の空気を循環させるときは、エアコンの運転の種類によりサーキュレーターの置き方を変えることが大切です。暑い夏も寒い冬も適切にサーキュレーターを使って快適に過ごせるよう、サーキュレーターの効果的な併用方法を解説します。

体感温度アップ!エアコン暖房もサーキュレーター併用で電気代節約

サーキュレーターはエアコンの暖房運転にも併用がおすすめで、暖かい空気を循環させると暖房効率をアップすることができます。暖かい空気は部屋の中では上部に貯まる性質があるため、サーキュレーターの風を滞留する暖かい空気に当てて循環させましょう。サーキュレーターの風を直接人に向けてしまうことのないよう、あくまでも暖かい空気めがけて使うようにしてくださいね。

サーキュレーターに首振り機能やタイマーが付いているならぜひ活用してください。上下左右の首振り機能なら、部屋全体に暖気をまんべんなく行き渡らせることができます。タイマーをうまく使えば、起床時間までに足元まで暖かい部屋を準備することもできますね。サーキュレーターを置く場所は、エアコンと対角線上になるように設置することがポイントです。床から風を送ることで上に滞留しやすい暖気をうまく巡回させることができますよ。

エアコンの設置場所の関係や家具の配置の関係で対角線上に設置できないときは、サーキュレーターを天井に向けて真上方向に風を送るようにしてください。この方法でも部屋の上部に滞留する暖気を循環することができます。

メモ:暖房効率アップポイント

・エアコンとサーキュレーターが対角線上になるようサーキュレーターを設置!

・対角線上に設置できないときはサーキュレーターの風向きを真上に向ける

エアコンの除湿機能とサーキュレーター併用で電気代節約と涼しさ持続

エアコンの冷房運転とサーキュレーターを併用するときに、より涼しく電気代を節約できたら嬉しいですね。冷房運転にサーキュレーターを回すだけでも涼しさがアップしますが、より快適な涼しさを今よりも長く感じられる方法があります。エアコンの冷房運転の前に、除湿機能(ドライ運転)を使い湿度を下げる方法です。

日本の夏は世界的に見ても湿度が高く、湿度は高いほど夏の暑さの不快感を高めます。つまり気温が高くても湿度が低くカラッとしている方が過ごしやすいのです。除湿機能は冷房の前に30分~1時間も利用すれば十分で、このときもサーキュレーターを併用すれば、部屋中の空気がカラッとして快適に感じられるでしょう。また冷気は下に貯まる性質があるので、サーキュレーターは床と並行に置くことがおすすめです。床面に貯まった冷気が舞い上げられて、部屋全体が涼しくなりますよ。

メモ:冷房効率アップポイント

エアコンを背にして床面設置!冷気を効率的に循環させます。

サーキュレーターの代わりに扇風機と併用でも電気代節約効果あり

サーキュレーターは持ってないけど、去年使ってた扇風機があるという方も多いのではないでしょうか。サーキュレーターの代わりに扇風機を併用しても、電気代節約効果は期待できます。扇風機は涼を取ることを目的にした家電ですが、風向きを可能な限り工夫すれば、空気を循環させることにも役立ちます。電気代は10時間使っても6円ととてもリーズナブルなこともポイント高いですね。

サーキュレーターに比べて風力が落ちますが、一般家庭では十分に使えるアイテムです。使い方はサーキュレーターと同じく冷房時は床面と並行に風を当てて、暖房時は天井付近に風を当てます。意外なほど快適な体感温度になりますよ。ただ、広い部屋での使用はパワー不足なので、10畳以上の広さならサーキュレーターが望ましいでしょう。

サーキュレーター併用で電気代節約ならプランとエアコン管理も重要

サーキュレーターとエアコンの併用は、年間約4,000円の電気代を節約できることがわかりました。エアコンは年間を通して使う方もいるので、サーキュレーターも年間使えるよううまく取り入れるようにしたいですね。もっと効果的に電気代の節約をするならエアコンのフィルターの掃除など、メンテンナンスも怠らないことが大切です。

定期的にフィルターのごみを掃除するだけでも、エアコン本来の性能を維持することができます。今後もさらなる電気代の節約をしていくには、ライフスタイルに合う電気料金プランの選択も重要です。契約するプランの電気の単価にっては、毎日のように使うエアコンの電気代も変わってくるでしょう。今より安くなる電気料金プランを探すには、電気料金プラン比較サイトを利用しましょう。

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