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食洗機の電気代は高い?1回約27円で家族4人1日分の食器に対応


食洗機は家事の負担を減らす便利なアイテムで、あったらいいなと思う家電の1つです。でも電気代が高い、設置スペースがないなど、多くの課題もありますね。そんな食洗機の電気代は本当に高いでしょうか。パナソニックの食洗機を参考に電気代を計算してみましょう。

食洗機はいくらかかる?電気代・水道代・洗剤代を調査

食洗機と手洗い1回あたりの料金比較!電気代は1回約21円

家事の負担を減らしてくれる食洗機は、実際にどれくらいの電気代がかかるでしょうか。パナソニックの食器洗い乾燥機 NP-TZ100を参考に、電気代を計算してみましょう。パナソニックが提供するわが家の節約額シミュレーション!によると、食器洗い乾燥機 NP-TZ100で1回あたりにかかる料金は、電気代約20.8円(約770Wh)、洗剤約5g約3.2円、水道代約2.8円(約11L)と発表しています。

項目 手洗い時 パナソニック
食器洗い乾燥機 NP-TZ100
洗剤代 約5.5円
(約9.6ml使用)
約3.2円
(約5g)
電気代
(手洗いはガス代)
約28.2円
(0.17㎥)
約20.8円
(約770Wh)
水道代 約18.9円
(約75L)
約2.8円
(約11L)
1回あたりの費用 約52.6円 約26.8円
1日2回使用時の
年間合計費用
約38,300円 約19,600円

1日2回食器洗い乾燥機NP-TZ100を使用した場合の年間合計料金を見てみると、およそ手洗いの半額近い金額で済むことがわかります。1日あたり26.8円の合計額だと、毎日使うのは厳しいと感じますが、こうして手洗い時の料金と比べるととても安く済むことがわかりますね。

電気代に注目すると、1回あたり約21.0円、1日2回なら約42.0円です。1年毎日使った場合の電気代は約15,120.0円となり、単純に1ヶ月あたり1,260.0円の計算です。電気代としては決して安くはないですが、1日約21円~42円で家事代行をしてもらっていると考えるとすんなり理解できます。

食洗機は電気代のほか水道代も安い!1回約2.8円手洗い時の約1/7

手洗い時の水道代と食器洗い乾燥機NP-TZ100の水道代を比べると、手洗いする方が約7倍も多く水を使っていることがわかります。手洗い派の方は、ちょっとびっくりするほどの水量を使っていることになりますね。反対に考えると、食洗機に変えれば水道代をぐっと1/7まで抑えられるので、食器洗い乾燥機NP-TZ100の導入をおすすめします。

驚くのは食器洗い乾燥機NP-TZ100の年間の水道代で、1日2回使ったとしても年間わずか約2,044円しかかかりません。手洗いの年間水道代は約13,797円なので、なんと年間10,000円以上も節約できる計算です。水道代が高い地域の方は、食器洗い乾燥機NP-TZ100がマストアイテムといっても良いでしょう。

食洗機は乾燥時の電気代が高い!送風と乾燥で電気代を比較

食洗機の電気代は、乾燥時に電気代が最も高くなります。これは食洗機だけではなく、乾燥行程にかかる電気代は全体的に高い傾向なのです。パナソニックの食洗機にはどれくらいの電気代なのか、送風時と乾燥時で比較してみましょう。

食洗機の送風の電気代、パナソニックなら12時間で約1.0円

パナソニック 食器洗い乾燥機NP-TZ100には、送風機能として「ナノイーX」送風が付帯しています。「ナノイーX」は、水に包まれたナノサイズの微粒子イオンのことで、空気中のアレル物質や汚染物質の抑制に効果を発揮します。具体的には臭いを抑制し除菌する効果が期待できます。

この「ナノイーX」送風時の電気代は、24時間で約2.0円です。ですが24時間送風しっぱなしでは使わないので、平均1回あたり12時間として約1.0円と考えます。「ナノイーX」送風は、食器洗浄をしなくても使える機能で、除菌や消臭をメインにすることも可能です。

例えば、朝食後の食器を食器洗い乾燥機NP-TZ100に入れて送風開始、夕食後の食器を追加して洗浄、洗浄後に送風開始といった使い方ができます。除菌・消臭ができて12時間約1.0円なら、ほとんど電気代を気にせず気楽に使えますね。1ヶ月毎日使っても約30.0円と手軽です。

食洗機の乾燥時の電気代は1時間約30円

食器洗い乾燥機NP-TZ100のヒーターの消費電力は1100W、汚れレベル3の乾燥行程は約30分が標準設定です。30分乾燥した場合の電気代は「1100(W)÷1000×0.5(時間)×27(円)=約14.85」となり約14.9円です。1時間なら約29.8円、約30.0円かかります。「ナノイーX」送風1日約2.0円に比べると、随分高いことがわかりますね。

乾燥にかかる電気代は、食器洗い乾燥機NP-TZ10の1回の電気代が20.8円なので、1回分の電気代のおよそ70%を乾燥時間に消費しているといえます。乾燥時の電気代を節約するには、できるだけ乾燥機能を使わないようにすることがコツなので、電気代が安い「ナノイーX」送風をメインに使うようにすれば、1回あたりの電気代も節約できるでしょう。

ビルトイン食洗機と設置型食洗機の電気代を比較

食洗機はビルトインといって、システムキッチンに収納されるタイプがあります。設置場所の確保が不要で、収納すれば見た目もすっきりするので好まれています。パナソニックのビルトイン食洗機の電気代を計算してみましょう。

ビルトイン食洗機の電気代約27.2円!ランニングコストは問題なし

パナソニックのビルトイン食洗機はNP-45KD8Aを参考に電気代を計算していきます。NP-45KD8Aは約6人分の食器を洗うことができ、4~5人向けの食器洗い乾燥機NP-TZ10より若干大きめの印象です。1回あたりの料金は約27.2円で、食器洗い乾燥機NP-TZ10とはわずか0.4円の差です。

項目 食器洗い乾燥機
NP-TZ10
ビルトイン食洗機
NP-45KD8A
1回あたりの料金 約26.8円 約27.2円
1回あたりの電気代 約20.8円 約13.0円
1回あたりの水道代 約2.8円 約2.3円
1回あたりの洗剤代 約3.2円 約5.1円

パナソニックによると、ビルトイン食洗機の標準コース1回あたりの電気代は約13.0円で、設置型よりも電気代が安いことがわかります。ビルトイン食洗機NP-45KD8Aは、ガス代の変動で若干1回あたりの料金が変動することがあります。

設置型の食洗機と比較すると、容量は若干大きくなっても1回あたりの料金はさほどの差がないことがわかります。洗う容量も食器だけで比較するとビルトイン食洗機NP-45KD8Aは44点、設置型の食器洗い乾燥機NP-TZ10は40点までと、こちらもわずかの差になっています。

使い方はノック2回で自動オープン!電気代だけじゃない便利な食洗機

ビルトイン食洗機NP-45KD8Aは、設置型の食器洗い乾燥機NP-TZ10より安い電気代で使用できるだけではありません。設置スペースを取らず、2ノックでドアが自動でフルオープンします。キッチンで料理中でも、ネイルをしていて傷つけたくないときも、2ノックでオープンしてくれる便利な機能が付帯しています。

この機能はNP-45KD8Aのみの特別な機能で、食洗機を閉めるときは手動ですが、強い力は必要ありません。自分がノックしても、家族がノックしてオープンさせても、間違いなくカッコいいでしょう。

プラン変更は無理!オール電化でも食洗機の電気代を安くする方法!

オール電化の方で、食洗機の電気代を節約したい場合、なかなか節約できないことが多いですね。電気料金プランの変更は厳しく、食洗機を使わない生活は考えられない、そんなときにも使える電気代節約法を紹介します。

食洗機の電気代節約は予約機能活用がおすすめ

オール電化の方は、オール電化向けの電気料金プランを契約することが一般的で、夜の一定時間に電気代がグンと安くなることが特徴です。電気代が安い夜間にお湯を沸かして、日中から夜にかけて使います。食洗機の電気代が気になるときは、この電気料金プランの特徴を生かして、予約機能を使って電気代の安い時間に食洗機を使うことがおすすめです。

設置型の食器洗い乾燥機NP-TZ10も、ビルトイン食洗機NP-45KD8Aも、予約機能が付帯しています。どちらも予約した時間の4時間後に運転をスタートする仕組みのため、電気代が安くなる時間から逆算して予約することがコツです。東京電力 スマートライフを参考にすると、電気代が安くなる時間は午前1時~午前6時までです。

午前1時から運転が始まるように、午後9時に予約すれば最も安い電気代の1kWhあたり17.46円で食洗機を使えます。一般的な1kWhあたりの電気代27.0円と比べても9.54円も安いので、これは電気代の節約が期待できそうです。夜の9時以降0時ごろまでの間に予約すれば完璧でしょう。

食洗機の電気代は乾燥無しでコスト削減しよう

食洗機の電気代は、乾燥行程のときに最も電気代が高くなります。乾燥にかかる電気代は設置型食器洗い乾燥機NP-TZ10の場合、1回の運転料金の約70%にもなるほど高いです。そのため食洗機の電気代を節約するなら、乾燥機能を使わないで食洗機を使うようにしましょう。

設置型食器洗い乾燥機NP-TZ10なら「ナノイーX」送風機能を使い、送風でゆっくり乾かしてみましょう。12時間使っても電気代は約1.0円、24時間でも約2.0円と、安心して使うことができます。

乾燥にかかる電気代 設置型食器洗い乾燥機
NP-TZ10
ビルトイン食洗機
NP-45KD8A
30分 約14.9円 約8.1円
1時間 約29.8円 約16.2円

ビルトイン食洗機NP-45KD8Aでは、乾燥機能を使用しないスピーディーコース、乾燥ではなく送風90分の節電コース、乾燥時間が最も短い標準コースで食洗機を使うと電気代を節約できます。

食器乾燥機なら1回40分約5円!購入コストも削減できる

食器洗い乾燥機が欲しくても、電気代や導入費用が気になっている方は、食器乾燥機からスタートすることをおすすめします。食器洗い乾燥機のように「洗う」機能は付帯しませんが、手洗いした食器を熱風で乾燥させてくれるため、「拭いてしまう」行程をカットすることができます。

食器乾燥機はほとんどの製品が6,000円台~10,000円ほどで購入でき、電気代は毎日標準コースで使用しても1ヶ月200円くらいまでです。タイガーのDHG-S400なら、標準コース1回40分で電気代約5.0円、1ヶ月あたり約150.0円、本体は10,000程で購入できます。食洗機に迷う方は、入門編として導入してみてはいかがでしょうか。

食洗機は電気代含むコスト1日約27.0円で家事代行が可能

食洗機は電気代を含めて1日あたり約27.0円以内で、食器を洗って乾燥させてくれる家事代行家電です。導入する前は贅沢品だと思っていても、1度使ったら手放せない優れものだと再認識するでしょう。食洗機はパナソニック製品が中心で、パナソニックならではのエコ機能や、「ナノイーX」送風が付帯、除菌・消臭することも魅力です。

食器洗いや食器拭きは家事の中でも重労働ではありませんが、毎日仕事の後にやろうとすると、見た目以上に心身の負担になるものです。それを1日あたり約27.0円で片づけてくれるなら、本当に助かりますよね。食洗機の導入コストが気になる方は、食器乾燥機からスタートするのもおすすめです。少しの工夫で電気代を節約しながら、家事から解放される時間を作っていきましょう。

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