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乾燥機の電気代は高い?洗濯乾燥機など各乾燥機の電気代を大調査


家庭用の乾燥機は、洗濯物を早く乾かすことができて、梅雨時期や冬場など天気が悪いときに便利に使えますね。花粉の時期にも重宝する乾燥機は、どのくらいの電気代がかかるのでしょうか。1回分または1時間の電気代がどれくらいなのか、まずは洗濯乾燥機から見てきましょう!

洗濯乾燥機の電気代は乾燥時が1番高い!洗濯機の種類別に比較

洗濯乾燥機の乾燥時の電気代は洗濯時の14倍!

洗濯乾燥機は通常の洗濯と脱水の機能に、そのまま洗濯槽の中で衣類を乾燥する機能が備わっているものです。パナソニックのドラム式洗濯乾燥機(洗濯容量10kg、乾燥容量6kg)NA-VX3900Lで通常の洗濯から脱水までの電気代と、乾燥時の電気代を比べると約14倍の差があり、乾燥するときの消費電力が大きく電気代が高くなることがわかります。

パナソニック
NA-VX3900L
消費電力量 1時間あたりの電気代
洗濯時 70 Wh 1.89円
洗濯乾燥時 990 Wh 26.73円

乾燥にかかる電気代は、1時間あたりで見るとわずか約27円ですが、NA-VX3900Lでは洗濯乾燥時には114分かかります。約120分として考えた場合、1回当たりの乾燥に53.46円、1ヵ月なら1603.8円の電気代がかかります。1ヵ月毎日乾燥させることは稀でも、1日おきに半月乾燥させた場合、約800円の電気代と考えることもできますね。

乾燥機の種類で違う?ドラム式洗濯機の乾燥にかかる電気代比較!

洗濯乾燥機には大きく分けて3種類あり、縦型は従来の洗濯機のように横向きの遠心力で衣類に温風を当てて乾燥させるため、衣類が洗濯槽に張り付きやすくしわになりやすいです。ドラム式はドラムの中で衣類が上から下に落ちるように回転しほぐされるので、縦型に比べてしわになりにくい特徴があります。

  • 縦型ヒーター乾燥
  • ドラム式ヒーター乾燥
  • ドラム式ヒートポンプ乾燥

ドラム式でもヒーター乾燥は、高温の熱風で乾かすことを指し、温度によっては衣類が傷むことがあります。ヒートポンプ乾燥は、ヒートポンプによる低温風で乾かすので、衣類が傷みにくく熱交換の省エネ効果で電気代を抑えることができます。

品名 消費電力 1時間当たりの電気代
ななめドラム洗濯乾燥機
NA-VX3900L
通常乾燥
990Wh 26.73円
ななめドラム洗濯乾燥機
NA-VX3900L
ヒートポンプ乾燥時
620Wh 16.79円

ドラム式洗濯乾燥機を使うときは電気代が安くなりますが、乾燥にかかる時間は185分と長くなります。こうした時間と電気代の関係を上手く使いながら、電気代を節約することが重要です。。

洗濯機の槽乾燥時の電気代は?乾燥機との違いとおすすめの使い方

洗濯機の槽乾燥は、パナソニックのVX3900の場合、ヒートポンプ乾燥にて所要時間約30分で槽内の水分を蒸発させてくれます。電気代はヒートポンプ乾燥1時間あたり16.79円の半分で、約8円です。槽乾燥は、洗濯槽の内部に発生する黒カビ予防の効果が期待できるので、できれば洗濯機を使うたびに使いたい機能です。

また、すでに発生してしまった黒カビ対応には、槽洗浄コースがおすすめで、こちらは所要時間約6時間、電気代は約8円となります。槽洗浄をする場合は、専用の洗濯槽クリーナーを使用すると効果的です。槽乾燥・槽洗浄のどちらの場合も1回当たりの電気代は約8円なので、ヒーター乾燥時の約1/3の電気代で黒カビ対策ができます。

槽乾燥や黒カビ予防については、パナソニックでも情報提供しているので、ぜひ参考にしてください。

衣類乾燥機の電気代はいくら?乾燥機と除湿機でコスト比較

乾燥機には、洗濯乾燥機とは別に単体の衣類乾燥機があります。乾燥だけの機能となると電気代はどれくらいなのでしょうか。1kWhあたり27円の計算で見ていきましょう。

衣類乾燥機は早く乾く!電気代が安い除湿機は乾燥機より長時間乾燥

日立の衣類乾燥機(容量6kg)DE-N60WVを参考にすると、1時間当たりの電気代は強運転で約32円です。3kg程度の洗濯物の場合、電気代は約64円、乾燥時間は2時間ほどかかります。

日立
DE-N60WV
消費電力 1時間当たりの電気代 1日3kg(2時間)
1ヵ月使用時の電気代
強運転 1180W 31.86円 1911.6円
弱運転 710W 19.17円 1150.2円

三菱電機の除湿機 MJ-M120NXで衣類乾燥した場合と比較すると、3kgあたりの洗濯物を乾燥させるのにかかる電気代は56.92円、乾燥時間は141分かかります。

三菱電機
MJ-M120NX
消費電力量 1時間当たりの電気代 1回の乾燥時間
部屋干し3DムーブアイOFF 905Wh 24.43円 衣類乾燥時間141分
部屋干し3DムーブアイON 674Wh 18.19円 衣類乾燥時間105分

衣類乾燥機と除湿機の電気代を比較すると、衣類乾燥機の方が7円電気代が高くなりますが20分ほど早く乾くことがわかります。大きな差ではないものの、乾きあがりが温かい方がしっかり乾燥していると感じられ、湿度が高い梅雨時期でも気持ちよく仕上がります。

月数回の乾燥機使用なら一人暮らしでも電気代を気にせず使える

衣類乾燥機と除湿機はどちらも衣類を乾かすことに便利でも、乾燥機として見た場合は電気代が高い方です。ですが1回当たりの電気代は60円前後なので、月に数回程度の使用なら大きな負担にはなりにくいといえます。一人暮らしでなかなか日中に洗濯物を干せない方や、週末にまとめて洗濯する場合でも電気代を気にせずに使えるでしょう。

浴室乾燥機の電気代は安くない!乾燥機で使うなら工夫が必要

浴室乾燥機の乾燥時にかかる電気代は、実はヘアドライヤー並みに高いことをご存知でしょうか。消費電力が1200W~1300W程のものが主流で、長時間または毎日2時間以上使うと電気代が高くなってしまいます。極端な高騰を防ぐためにも工夫した使い方を紹介します。

浴室乾燥機の電気代は5時間約170円!乾燥機の長時間使用は負担大

マンションではベランダがあっても風の関係などで、外に洗濯物を干せないことがあります。そんなときに活躍するのが浴室乾燥機です。浴室を乾燥させてカビの発生を予防するほかに、洗濯物の乾燥にも一役買う乾燥機能です。浴室乾燥機は高須産業BF-261RGAを参考に、洗濯物が乾くまでの時間を5時間として電気代を見ていきましょう。

高須産業
BF-261RGA
消費電力 1時間当たりの電気代 5時間連続運転時の電気代
強運転時 1250W 33.75円 168.75円
弱運転時 1231W 33.23円 166.15円

浴室乾燥機は強運転でも弱運転でも、電気代の差がほとんどありません。5時間連続運転した場合も約170円で、決して安い電気代とはいえません。5時間連続運転を1ヵ月続けた場合、約5,100円もの電気代になります。浴室乾燥機だけで1ヵ月5,100円の電気代なら、毎日使うことは避けたいところでしょう。必要なときだけ、薄手のものだけといったように工夫した使い方がおすすめです。

電気代が高い浴室乾燥機は乾燥機メインでも小技で節約できる

浴室乾燥機の電気代は、乾燥機能と暖房機能を使うときが最も高いです。そのため浴室乾燥機は、乾燥機能をメインで使うとしても、なるべく節約して使う方が極端な電気代の高騰を防ぐことができます。例えば、梅雨時期は乾燥機能をメインに使っても、入浴時の暖房機能は使わないなどが挙げられます。

真冬以外の季節は、入浴前の浴室に高温のシャワーを壁や床に振りかけて、浴室の温度と湿度を上げる方法や、バスマットを敷いて断熱し、その上から入浴前に熱めのシャワーを振りまく方法なども有効です。同じ浴室の温度を上げる行為でも、高温のシャワーを1~2分使う方法は電気代がほとんどかかりません

さらに、換気や浴室乾燥をしたいときは、なるべく窓を開けて自然に換気をするか、入浴後の浴室内の水滴をスクイジーを使って最小限に減らす方法も、浴室を早く乾燥させることにつながります。

食器乾燥機の電気代は1回約5円!安心して使える食器の乾燥機

毎日の食器の後片付けをするときに、洗った食器を乾燥させてくれる食器乾燥機があると、拭く手間が省けてちょっと助かりますね。家族6人分の食器を乾燥できる食器乾燥機だと、電気代はどれくらいでしょうか。1kWhあたり27円として計算し詳しく見ていきましょう。

食器乾燥機は1回あたり電気代が安い!1日3回使っても安心の乾燥機

食器乾燥機は、タイガーのDHG-S400を参考にして考えていきます。タイガーDHG-S400の消費電力はわずか305Wで、使用時間は標準約40分です。最大60分まで使うことができ、タイマーが付いているので無駄に使いすぎることもありません。

タイガーDHG-S400 40分当たりの電気代 60分当たりの電気代 1日40分(5円として)
1ヵ月使用時の電気代
消費電力305W 5.43円 8.23円 150円

タイガーDHG-S400の1時間当たりの電気代は、8.23円で、約8円と考えることができます。40分なら約5円となり、毎日40分ずつ使っても1ヵ月の電気代は約150円です。1ヵ月150円で食器の後片付けが少し楽になるなら、便利で安くて良いですよね。

食器乾燥機のメリット!乾燥機だけなら電気代などコスパが良い

タイガーDHG-S400は、高温(約100℃)熱風で食器を乾燥させて、まな板やふきんも一緒に乾燥させることができます。空気を吸い込む吸気口には、Ag抗菌加工フィルターを使用し、いつでも清潔な空気を取り込むことができるので、乾燥の際にも安心できます。本体のトレイや食器カゴなどの各パーツは、簡単に取り外して洗うことができるので、いつでも清潔な状態で使うことができます。また、食器洗浄乾燥機と比べても、多くのメリットがあります。

  1. 食器洗浄乾燥機より本体価格が安く、最大10分の1くらいで購入可能
  2. 毎日使っても電気代が安い
  3. 水栓工事や排水ホースなどの取り付け工事が必要ない
  4. 構造がシンプルなのでお手入れも簡単

乾燥機ならではのコスパの良さは、断然お得だと多くの支持を集めており、一般的な食器乾燥機なら10,000円前後から購入できるので、家事の負担を減らしたい!という方は購入を検討してみることも良いでしょう。

布団乾燥機1時間の電気代は約21円!毎日使える布団の乾燥機

布団乾燥機は季節や天候を選ばずに布団乾燥ができることが最大の魅力です。就寝中はコップ1杯の汗をかくと言われているだけに、布団の湿気・ダニ・カビ対策としても、布団乾燥機は重宝しますね。1回あたり、または1時間あたり、どのくらいの電気代がかかるのかチェックしてみましょう。

布団乾燥機は電気代が安い安心の多機能乾燥機だった!

布団乾燥機の1時間当たりの電気代は、アイリスオーヤマのFK-W1を参考に、1kWhあたり27円で計算すると、高温温風1時間あたりの電気代は約21円です。1ヵ月間毎日使うと約616円かかるので、家族が多い家庭では電気代が高くなるかもしれません。

アイリスオーヤマ
FK-W1
30分使用時の電気代 60分使用時の電気代 1日60分
1ヵ月使用時の電気代
高温温風時の消費電力
760W
10.26円 20.52円 615.6円

ですが、布団乾燥機を毎日使うのではなく週に2回~3回の使用頻度にすれば、極端に電気代が高くなることは防げます。1回のダニモード100分にかかる電気代は34.06円で、週に3回1時間で布団乾燥を行い、週に1回ダニモードで100分使用した場合、「(20.52×3回×4週)+(34.06×4週)=382.48円」の電気代で使用することもできます。

夏・冬
通常使用時間
ダニモード
1回あたりの使用時間
60分 100分

さらに、付属のくつ乾燥ノズルを使用すると、同時に2足分のくつ乾燥ができます。ブーツにも対応しているので、雪や雨でぬれてしまった場合でもすぐ乾かすことができますよ。

アロマケース付きモデルなら好きな香りに包まれる

アイリスオーヤマの布団乾燥機には、アロマケースが付いた KFK-W1モデルがあります。アロマケースに好きな香りのアロマオイルを入れてノズルにセットし、布団乾燥するとセットした香りが布団全体に広がり、気持ち良く眠ることができます。季節やその日の気分・体調により、香りを変えることもできるので、ちょっとした贅沢な睡眠時間を確保できます。

乾燥機の電気代は使い方次第でお得になる!家電ごとに使い分けよう

乾燥機の電気代は、乾燥機の種類により異なることがわかりましたね。乾燥機能は平均的に電気代が高くなりやすく、消費電力も大きい乾燥機が多いです。ですが電気代が高くなるから使わないのではなく、極端に高くならない使い方をすることで、乾燥機のメリットを活かすことができます。

どんな乾燥機なのか乾燥機の種類によっても使い方は異なり、その分工夫することもできるでしょう。乾燥機を使うシーン、タイミング、季節や頻度など、うまくコントロールすることがおすすめです。平均的な電気代の上乗せなら、納得の範囲で使用することも可能でしょう。

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