電力自由化を知る

電気料金プランは比較表&シミュレーションで平均5~15%節約!

電力自由化がスタートして以来、多くの電力会社が誕生し電気料金プランも数えきれないほどの数に増えています。地域限定やオール電化向けなど一定の条件があるものから、発電方法にこだわったプラン、ガスやインターネット、スマホなどとのセットプランなどもありますね。こうした電気料金プランを選ぶときは、気になる料金プランをピックアップして、とことん比較することがおすすめです。

電気料金を安くしたいなら比較表をチェック

電気料金比較表とは?

電気料金は基本料金+(使用電力量×電気料金の単価)+特典などのオプションで決まります。それぞれの項目で地域ごとに料金が異なり、電力会社によっては特典やオプションも多種多様なものが付帯します。電気料金の詳細をわかりやすくしたものが電気料金比較表です。気になるプランを見つけたら比較してじっくり比べてみてください。

東京電力エナジーパートナーの従量電灯Bでは、30Aを契約し、1ヵ月に350kWh使用した場合、電気代は税込み10,044円、450kWh使用すると税込13,240円となります。他の電力会社の基本料金や電気料金の単価を比較する表のことを電気料金比較表といいます。また、電気代は自分で計算することもできますが、電気代料金計算サービスを使うと便利ですよ。

東京電力エナジーパートナー
基本料金 20A 561.6円
30A 842.4円
40A 1123.2円
50A 1404.0円
電気料金の単価 ~120kWhまで 9.52円
121~300kWhまで 26.00円
300kWh~ 30.02円

基本料金や電気料金の単価は地域や電力会社で異なる

既存電力会社の中だけを見ても、基本料金や電気料金の単価は、地域や電力会社ごとに異なります。東京電力エナジーパートナーと東北電力を比較すると、基本料金は東北電力の方が20Aで86.4円、30Aで129.6円高いです。ですが、電気料金の単価は東京電力エナジーパートナーの方が1.13~1.28円高い設定になっています。

東北電力
基本料金 20A 648.0円
30A 972.0円
40A 1,296円
50A 1,620円
電気料金の単価 ~120kWhまで 18.24円
121~300kWhまで 24.87円
300kWh~ 28.75円

東北電力で30Aの契約で350kWh使用時の電気代は、税込み10,142円、450kWh使用時は税込み13,322円になります。

項目 東京電力エナジーパートナー 東北電力
30A・350kWh
使用時の電気代
10,044円 10,142円
30A・450kWh
使用時の電気代
13,240円 13,322円

基本料金が少し高い東北電力の方が、1ヵ月の電気代が使用電力量に関わらず、約100円ほど高いことが分かりますね。電気料金比較表と、1ヵ月分(または年間の)電気代をシミュレーションすると、各電力会社の具体的な電気代を比較することができます。

電気料金プランとキャンペーンはWで比較が基本!

電気料金プラン新規申込や切り替えには、キャンペーンや特典が利用できることが多いです。電気料金プラン比較サイトや各電力会社のホームページ上で確認でき、電気料金比較表だけではわからないこともあるので、キャンペーンの対象条件などはしっかり確認しておきましょう。

例えば、東京電力エナジーパートナーの場合なら、東京電力エナジーパートナーの電気と、東京ガスの都市ガスをまとめると、ガス代が12ヵ月8%割引、電気代年間1,200円OFF、くらしTEOCOのポイントが1,000円に5ポイントもらえます。

くらしTEPCOのポイントは、Tポイント、Pontaポイント、WAON POINT、nanacoポイントに交換でき、1ポイント1円として使えるほか、電気料金の支払いにも使えます。東京電力エナジーパートナーでは、セット割のガス料金割引が大きいですね。税込み月額10,800円のガス代なら、年間9,600円が割引になる計算です。ポイントは0.5%還元でも、交換できるポイントが豊富なので使い勝手が良さそうです。そのほかの電力会社も多種多様な特典や割引、ポイント付与などの特典が付帯しています。

項目 特典 割引・ポイント
Loop電気 電気設備に関するトラブル時の点検・調査・応急処置の出張サービスが24時間365日無料でサポート 基本料金なし、解約筋なし
昭和シェル 電気設備に関するトラブル時の点検・調査・応急処置の出張サービスが24時間365日無料でサポート ・レギュラー・ハイオク10円引/L、軽油5円引/L
・600kWh以上利用した月は、1kWhあたり1円割引
@niftyでんき 解約金・違約金なし ・まるっと割(でんき+ネット+スマホ割)月額450円など

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電気代の平均は割り出しにくいが納得できるプランを契約

電気料金プランは、本当なら実際の電気代を比較して選ぶことがベストなのですが、電気代は季節や家族構成、家電の種類や新旧でも変動し、なかなか平均金額を割り出しにくいものです。同じ家族構成でも電気代は異なり、年間を通して夏と冬は電気代が高くなりがちでも、ライフスタイルによっては、春や秋でも高くなることがあります。

そのため、電気料金プランは、基本料金、電気料金の単価、発電方法、特典、キャンペーン、ポイント付与などを総合的に考えて、自分が納得できるプランを契約することがおすすめです。納得するまでさまざまな比較を行い、年間を通しての電気代が、今よりも安くなるプランが良いでしょう。

比較時に必ずチェックしたい違約金について

電力自由化に伴い、多くの電力会社が料金プランを提供していますが、その中には契約期間の縛りや解約は決められた月にしかできないなど、条件付きの契約があります。その条件をクリアできない場合は、違約金が発生し、最悪10,000円を超える違約金を支払わなければならないこともあります。

  • 短期間での解約
  • 契約期間の縛り(2~3年が多い)
  • 解約月以外の解約
  • 電気と何かのセット割契約の解約時

主に違約金が発生するのはこの4つのパターンで、契約年数の縛りがあるケースは、違約金が高めに設定されていることが多いので注意が必要です。またセット割の解約は少々ややこしく、ネット回線、スマホ、ガス、などとまとめて契約した場合は、それぞれ別々に解約手続きが必要になるケースや、違約金もそれぞれ個々に発生することがあるので注意しましょう。

電力会社名 違約金の金額 条件
大阪ガス 1,000円 2年契約プランの途中解約
ENEOSでんき 1,000円 2年契約プランの途中解約
HTBエナジー 2,000円 契約1年以内の解約

電気料金比較で年間電気代が安いなら期待できる

電気料金を比較していくと、電力会社ごとに1つ1つ見ていくのは大変で、1ヵ月あたりの電気代だけでは比較できないことがほとんどです。1ヵ月の使用電力量を基準として年間の電気代を計算し、今の年間電気代よりも安くなるプランなら、電気代の節約効果が期待できます。

年間の電気代は各サイトで計算しても出すことができますが、その場合は、8月・12月・1月は使用電力量が多くなるなどの季節による調整が入るので、あくまでも目安として考える方が良いでしょう。多少多めに電力を使ったとしても、現状より安くなるプランならベストだといえます。

オール電化に限らず電気料金プランを比較する時代

電気料金プランは、一般家庭でも「選んで契約する」ことができ、少しでも電気代を安くするための手段として浸透してきています。少し前ならオール電化住宅向けのプランが目立っていましたが、近年では電気を賢く使うことや、必要な分だけ電気代を支払うために役立っています。

電力会社によっては割引特典やキャンペーン、その他サービスやポイント優待などが付帯し、電気代を支払っているのにお得感がある、そんなプランも多数用意されています。電気は納得できるプランを契約することが最も良いので、納得できるプランを探すためにも、しっかりと比較&シミュレーションすることが重要です。

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