東京電力エナジーパートナーのおすすめポイント
- 提携企業が多く、各企業でお得な「セット割」が受けられる(スマホ・携帯・光通信など)
- ライフスタイルに合わせた料金プランが設定できる(電気を多く使う時間帯など)
- 共通ポイントのPonta、T-Pointが貯まる
- ニチガスとセット割を申し込めば「年6,500円」の割引が適用
- エコキュート利用者にも、お得なプランあり

東京電力は、これまで「関東エリア」全域で、電力供給を行ってきました。また、電力自由化がスタートしても、事業規模を縮小させることはなく、中部エリアをはじめ、関西など他エリアにも参入し(全国規模で)電力供給を行います。
ここでは、東京電力の特徴のほか、電気プランやサービスの内容、提携先、過去の実績(歴史)、ポイントサービス等について、詳しく説明します。
東京電力の新プランとは?
東京電力は、関東エリアだけでなく、全国に供給エリアを拡大しています。また、32社と業務提携を結び、これまで以上に「多彩なプラン」を扱うようになりました。
例えば、今回からスタートする「東京電力・スタンダードS」は、ガスとのセット契約で「年6,500円」相当の割引が受けられます。
また、電気使用量の多い家庭向けのプランや、深夜割が使えるプランなど、オーダーメイド感覚で「自分に合ったプラン」が選べるのが特徴です(各プランの詳細は、次項から詳しく説明)。
東京電力の「契約プラン」一覧
東京電力には、たくさんのプランが存在しますが、中でも「代表的な契約プラン」を4つ取り上げて、紹介しましょう。
東京電力の電気料金プラン
- スタンダードS
- プレミアムプラン
- スマートライフプラン
- 夜トクプラン
①〜④の内容については、以下で詳しく説明します。
① スタンダードS・・・最も基本的(ベーシック)な契約プラン
スタンダードSは、最も基本となる契約プランです。平均的な電気の使用であれば、このプラン(スタンダードS)でカバーできるでしょう。スタンダードSの電力量料金は、以下の通りです。
東京電力「スタンダードS」の電力量料金
最低月額料金 |
231.55円 |
300kWhまで |
1kWhあたり=23.40円 |
300kWh以上 |
1kWhあたり=30.02円 |
スタンダードS の「アンペア契約」は、二段階制を採用しています。
東京電力「スタンダードS」の基本料金(2016年3月時点)
|
10A |
15A |
20A |
30A |
40A |
50A |
60A |
基本料金 |
280.80円 |
421.20円 |
561.60円 |
842.40円 |
1123.20円 |
1404.00円 |
1684.80円 |
まずは「毎月どのくらいの電気を使用しているのか」確認し、ガスとセットで利用した場合、どのくらいの割引が受けられるのか、シミュレーションしてみましょう。
基本割のほか、東京電力とニチガスの「セット割」を利用すれば「年6,500円」相当の割引が適用されます。
補足
ニチガスとセット契約を結んだ場合の割引「6,000円」とポイント分の500円分を合わせて「年6,500円相当の割引」としています。
スタンダードプランは、S以外にも「スタンダードプランL」や「スタンダードプランX」など、使用量に応じた料金プランが設定されています。
選び方の目安は、以下の表を参考にしてください。
スタンダード「プランの選び方」
名称 |
内容 |
スタンダードS |
電流制限器(アンペアブレーカー)を使用する。利用状況に合わせて、10A〜60Aの中から選択し契約できる。 |
スタンダードL |
「6kVA以上の電力」を使用する、家庭向けのプラン。 |
スタンダードX |
過去の電力使用量に応じて、各月の契約電力が決まるプラン。節電によって「電気代が抑えられる」などのメリットがある。 |
スタンダードLとXの詳細を以下で詳しく説明しましょう。まず「スタンダードプランL」の内容は、以下の通りです。
東京電力「スタンダードプランL」の電力量料金
基本料金(1kVAあたり) |
280.80円 |
最初の300kWhまで |
1kWhあたり=23.40円 |
300kWh以上の利用 |
1kWhあたり=30.02円 |
スタンダードプランLの電力量料金(1kWhあたり)は、基本料金は安いものの、スタンダードプランSと、同じ条件が適用されています。次に、「スタンダードプランX」の電力量料金を見てみましょう。
東京電力「スタンダードプランX」の電力量料金
基本料金(1kWあたり) |
561.60円 |
最初の300kWhまで |
1kWhあたり=23.40円 |
300kWh以上の利用 |
1kWhあたり=30.02円 |
最低月額料金 |
231円55銭(1契約あたり) |
このように、同じスタンダードプランでも、使用量によって月額料金等は、それぞれ異なります。まずは、月々の使用量を確認してから、どのプランがふさわしいのか、比較してみてください。
月々の利用量が多い方は、次の「プレミアムプラン」の利用を検討してみてください。
プレミアムプランは「400kWh」まで定額、400kWh以上はさらに値引き!
400kWhを超える場合は、大容量に対応した「プレミアムプラン」の利用がお得です。プレミアムプランの電力量料金は、以下の通りです。
東京電力「プレミアムプラン」の電力量料金
最低月額料金 |
468.00円 |
400kWhまで<定額制> |
定額9,700円 |
400kWh以上<従量制> |
1kWhあたり=29.04円 |
400kWhまでは定額料金ですが、400kWhを超えると、より安い金額が適用されます。これなら、通常のスタンダードプランXを利用するよりも、よりお得な価格が適用されます。
このほかにも、オール電化に対応した「スマートライフプラン」や、夜間の割引お得な「夜トクプラン」があります。以下で詳しく見ていきましょう。
スマートライフプランは、エコキュート利用者向けのお得なプラン
スマートライフプランは、夜間蓄熱機(エコキュート)を利用される方にとって、価格が安く、お得なプランです。
ここでは、夜間の電気代を安くし、基本料金が割安に設定されるので、これまで以上に「自家発電のメリット」が感じられるプランとなっています。
例)スマートライフプランの日中と夜間電気代の比較
朝6時〜夜中の1時まで(日中19時間) |
25.33円/kWh |
夜中の1時〜朝の6時まで(夜間5時間) |
17.46円/kWh(1kWhあたり7,87円お得!) |
エコキュートを利用中の方、これから設置される方は、スマートライフプランを利用しましょう。
夜トクプランは、日中の外出が多い方や共働きの世帯にオススメ
夜トクプランは、日中よりも「夜間の電気代をより安く提供」するプランです。昼間は家に居る時間が少ないという方や、共働きの方にとって、最適なプランと言えるでしょう。
夜トクプランの料金体系は、以下の通りです。
例)夜トクプランの日中と夜間電気代の比較
朝7時〜夜23時まで(日中16時間) |
32.14円/kWh |
夜23時〜朝の7時まで(夜間8時間) |
20.47円/kWh(1kWhあたり11,67円お得!) |
このように、日中と夜間では電気代が大きく違ってきます。自宅にいる時間や電気使用のピーク時を調べて「最も割引率が高いプラン」を選択してみてください。プランを変更するだけでも、年間数千円〜2万円近い「大幅な節約効果」が期待できます。
東京電力と「提携を結ぶ企業」一部を紹介!
東京電力と提携を結ぶ企業は、全32社(2016年3月時点)あります。提携会社を利用すれば、以下のようなセット割が受けられます。
東京電力 + 提携会社のセット割(一例)
スマートフォン・携帯電話料金/インターネット(光通信)の割引/ガス代/ケーブルテレビの料金割引/他
これらの例は、ほんの一部です。東京電力には「計32」もの提携企業があり、供給エリアは東京、中部、関西と全国に広がっています。
提携会社は、ソフトバンク、ビックカメラなど多数…!
東京電力の提携会社を一部紹介すると、通信大手のソフトバンク、家電量販店大手のビックカメラ、ガス会社大手TOKAI(トーカイ)などの大手企業があります。
これらの企業は「電気事業」でタッグを組み、セット割など、新しいサービスを始めています。
東京電力と提携会社による「新サービス」の内容
企業名 |
サービスの内容 |
ソフトバンク |
携帯電話・スマートフォン+電気のセット割を実施 |
ビックカメラ |
ビックカメラの店頭で、新プランの申込が可能に |
TOKAI |
電気とガスのセット割のほか、宅配ウォーターサーバーの利用で、お得なセット料金が適用される |
提携企業は、上記以外にも29社あり、それぞれが独自のポイントシステムやマイル、電子マネーが貯まる「共通ポイントプログラム」などを導入しています。ポイントの仕組みについては、次項で詳しく解説しましょう。
東京電力のポイントサービス
東京電力の電気プランでは(電気)料金を1,000円支払うごとに、共通ポイントサービスのTポイント、もしくはPontaポイントが5P分貯まります。
東京電力・交換できる「提携ポイント」一覧
ポイント名 |
ポイントが使える場所 |
Tポイント |
- TSUTAYA
- Shufoo!
- Ameba
- Yahoo!ショッピング
- カメラのキタムラ
- エディオン
- LOHACO
- ニッセン
- ドトール
- ガスト
- 洋服の青山 ほか
|
Ponta |
- ローソン
- GEO(ゲオ)
- じゃらん
- HOT PEPPER BEAUTY
- ポンパレ
- ケンタッキーフライドチキン
- H.I.S(旅行)
- じゃらん
- 大戸屋
- AOKI
- 昭和シェル石油 ほか
|
日本の「二大共通ポイントサービス」のT-POINTとPontaが貯まれば、普段の買い物や飲食、ガソリン代の支払いにも、共通ポイントが活用できます。
また、貯めたポイントを旅行券や、マイレージ(JAL)とも交換できるのは、東京電力の大きな魅力です。
東京電力の信頼性と実績(これまでの歴史)
東京電力は、これまで(2016年4月まで)首都圏1都7県の電力供給を担っていました。もともとのルーツは、明治16年(1883年)の東京電灯が前身で、その後、現在の「東京電力」になったのは、昭和26年(1951年)のことです。
東京電力は、別名「東電」と呼ばれており、英語表記では「TEPCO」が用いられます。2011年に起きた福島第一原子力発電所の事故後は、東京都が大株主になりましたが、現在(2016年時点)の大株主は、原子力損害賠償支援機構です。
現在は、2011年の事故を教訓に、再生可能エネルギーを積極的に導入するほか、中部電力(火力発電会社JERA等)や、各地の電力事業者と共同で、新しい電力事業を積極的に取り組んでいます。
東京電力「供給電源の種別」について
東京電力の供給電源は、一種類ではありません。水力や地熱、ガス、石炭など、豊富なエネルギー施設を運転・発電を行っています。現在、最も供給電力量が多いのは「LNG/LPGガス」の分野です。
東京電力の供給電源の種別
供給電源の名称 |
全体における割合 |
水力発電 |
15% |
新エネルギー |
0% |
地熱エネルギー |
0% |
石油エネルギー |
16% |
石炭 |
5% |
原子力 |
19% |
LNG/LPGガス |
45% |
その他ガス |
0% |
また、原子力に関しては、徐々に「再生可能エネルギー」への転換が期待されています。地球環境への意識が高まる中(東京電力でも)、今後は「環境に優しい」エネルギーの開発・発電施設の設置が、次々と見られることでしょう。
東京電力の電気料金プラン(詳細)
最後に、東京電力の中で最も平均的な料金メニュー「スタンダードS」の内容について、簡単にまとめておきます。
東京電力の電気料金と「セット割プラン」の内容
名称 |
スタンダードS |
内容 |
アンペア契約は二段階制を採用。ニチガスとセット割を利用すると「年6,500円」相当の値引きが受けられる。 |
対象となるメニュー |
スタンダードS |
適用条件 |
アンペア契約 |
付帯するサービス |
くらしTEPCO(電気代や電気使用量がネットで確認できる) |
トータルの割引額 |
ニチガスとセット契約をした場合、6,500円相当の割引が受けられる。 |
ポイントサービス |
TEPCO「マイページ」にポイントを付与 |
ポイントで交換できる電子マネー |
|
ポイント交換のレート |
電気料金1,000円につき、5Pの共通ポイントが貯まる(=還元率0.5%) |
マイル |
JALマイル |
その他、利用可能なサービス |
全32社の提携企業で、セット割が利用できる |
申込方法 |
公式サイトから |
東京電力エナジーパートナーがおすすめの理由

東京電力エナジーパートナーがおすすめの理由は、供給エリアが広いこと。そして、提携する企業が広いことです。
提携先が多ければ、利用できるポイントや貯められるマイル、使えるサービスの幅が広がります。
また、東京電力エナジーパートナーでは(電気代だけでなく)月々の携帯電話やスマートフォン、プロバイダー料、ガス代などの値引きが受けられるのは、大きな魅力です。
時間帯によって、割引率の高いサービスも豊富にあり、それぞれのライフスタイルに合わせた「お得なプラン」が利用できます。