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1200Wドライヤーの電気代10分約5円!冷風使いで電気代が安くなる


ドライヤーは、髪の毛を乾かすことやブローして整えるときに必要不可欠な存在で、近年では美しい髪を育てるためのドライヤーも登場していますね。家庭内で使用するドライヤーでは、1000W~1200Wのドライヤーが中心で、大風力のものに人気があります。ドライヤーにかかる電気代はどれくらいなのか見ていきましょう。

消費電力1200Wのドライヤーの電気代を計算

1200Wのドライヤーの電気代を計算

髪の毛は常に紫外線などでダメージを受けており、シャンプー後にドライヤーで乾かす時間が長いと髪を傷めてしまうことがあります。できれば短時間での使用が理想的でも、ブローして髪を整えることもあるので、一概に使用時間だけを重視するわけにもいきません。

1200Wのドライヤーの電気代は、1200W÷1000×1(時間)×27(1kWhあたりの電力量単価)で求めることができ、この場合1分単位での計算が必要となるので、1時間の部分を1÷60=0.016として計算します。全て当てはめて計算すると、1200÷1000×0.016×27=0.51となり、1分あたり約0.5円となります。

1200Wのドライヤーを1分使ったときの電気代は約0.5円、5分なら2.5円、10分使っても約5円となります。仮に毎日ブローに10分+ヘアドライに10分=20分使用しても、1日あたりの電気代は約10円です。1ヵ月で1人300円、年間3,600円、4人家族で同じ条件なら年間14,400円かかることになります。1日10分程度なら手軽ですが、それが毎日となると決して安いとは言い切れませんね。

1200Wのドライヤー
使用時間と電気代
項目 1分 10分 20分
1日 0.5円 5円 10円
1週間 3.5円 35円 70円
1ヵ月 15円 150円 300円

冷風を使うと電気代は違うのか

ドライヤーには、温風のほかに冷風機能が付いていることが多いです。1200Wのドライヤーで温風を使った場合、1分あたり0.5円の電気代でしたが、冷風の場合はどうでしょうか。実は、冷風時の消費電力は製品ごとに異なっており、24W~20Wほどのものが多くなっています。温風時と比べて1/50、1/60分の消費電力ですが、20Wと24Wの冷風時で比較していきましょう。

項目 20W 24W
1分 0.008円 0.01円
10分 0.08円 0.1円
20分 0.16円 0.2円

20W・24Wのどちらの場合でも20分使用したとしても1円未満の電気代です。冷風だけでドライヤーを使用することは考えにくいのですが、24Wのドライヤーを1日3分ほど仕上げに使用したとしても、1ヵ月0.9円、年間で10.8円の電気代となります。冷風機能を上手く使い、温風15分+冷風5分の20分の使用時と電気代を比較してみましょう。冷風時は24Wで計算します。

項目 温風15分
(1200W)
冷風5分
(24W)
電気代合計 温風のみ20分
(1200W)
1日 7.5円 0.05円 7.55円 10円
1ヵ月 225円 1.5円 226.5円 300円
年間 2,700円 18円 2,718円 3,600円

20分ドライヤーを使ううち、5分(全体の1/4)冷風にするだけで、年間の電気代が約1か月分安くなりますね。冷風機能は消費電力が小さいため、仕上げに使用することで電気代を節約することができます。また、髪をサラサラに仕上げる作用やツヤを増すなどの効果があるので、有効活用したい機能です。

ドライヤーは大風力のものがおすすめ

ドライヤーは同じ1200Wの製品でも、風力が異なることがあります。髪へのダメージと、短時間使用が電気代を節約できることを考えると、強めの風でさっと乾かすことが最もメリットが大きくなります。そのため同じ1200Wのドライヤーでも大風力の製品を選ぶ方が良く、ドライヤーの形状も使いやすさを重視すると良いでしょう。

クルクルドライヤーの場合は、ブローだけではなく髪を乾かすことも含めるなら、最低でも700Wは欲しいところです。平均して600W~1000Wの製品が多く、消費電力が高いほどクセ付けしやすくなります。同時に髪を傷める心配もアップするのですが、クセ付けと髪を乾かすことの両方に使うなら、700W以上の製品が使い勝手が良いでしょう。

ダイソンのDyson Supersonic Ionicは、同じ1200Wのドライヤーでもひときわ大風量だと話題です。市販の1200Wドライヤーに比べて最大8倍高速回転、高速の気流を生むエアマルチプライアーが高評価です。より早く乾かしたい方におすすめのドライヤーです。

ドライヤー使用時間を短くするには?効率的に乾かす方法と節約額

髪の毛を早く乾かすことが最大の時短と節約になる

ドライヤーの電気代を節約するには、髪を早く乾かして少しでもドライヤーの電源をOFFにすることが重要です。シャンプー後の髪を自然乾燥させれば電気代がかかりませんが、ドライヤーをかけることにはさまざまなメリットもあります。くせ毛の方は矯正効果を発揮し、シャンプーによって開いたキューティクルを閉じる役割、髪全体にツヤを出す効果もあります。

ドライヤーをかけるメリットを維持しながら、なるべくドライヤーの使用時間を短くし、電気代を節約する方法を紹介します。

シャンプー後はお風呂の中からタオルを巻こう!

シャンプーの後、お風呂場ではどう過ごしているでしょうか。髪が濡れないようにピンなどで止めている方もいるでしょうが、シャンプー後はすぐに乾いたタオルを頭に巻いて、水分を少しでも取っておきましょう。特に髪の長い方にはこの方法が有効で、お風呂からあがったときに髪から水が滴り落ちることも回避できますよ。

基本はタオルドライ

お風呂から出たあとは、タオルで頭をよく拭いてくださいね。頭皮を中心に水分を拭き取ることで、髪の毛の根元の水分を除去することができます。このとき、タオルを2枚くらい使うつもりでタオルドライしましょう。毛先の方はあまり意識しなくても十分ですが、髪の毛が長い方はさっと挟んであげる程度で良いでしょう。

使用するタオルは通常のタオルで問題ありませんが、マイクロファイバー素材のタオルも良く水分を吸ってくれます。強くこすらないように注意すれば、効率的に水分を取り除けるでしょう。

ドライヤーは髪の根本からあてる

ドライヤーを髪にあてるときは、できるだけ髪の根元からあてていきます。耳の後ろ・襟足・もみあげは、乾きにくい部位なので先に乾かすことがおすすめですよ。タオルドライがしっかりできていると、ドライヤーでの乾燥時間はおよそ3分と言われています。髪の毛の長さにもよりますが、乾かすだけなら電気代が1円未満で済むことも出てきますね。

サラサラヘアは仕上げの冷風使いがおすすめ

ドライヤーで髪の毛全体を乾かしたら、仕上げに冷風に切り替えて髪全体にまんべんなくあててください。髪の毛を冷風で仕上げると、髪のキューティクルが整いツヤが出やすくなります。また、ブラシでブローして仕上げると、さらにツヤ感やサラサラ感がアップしますよ。少し乾かし方を工夫するだけで電気代も安くなり、髪の毛も扱いやすくなる一石二鳥の小技です。

脱衣所や洗面所でのドライヤーは避ける

よくやってしまうのが、お風呂上りに脱衣所や洗面所でドライヤーをかけることです。入浴後の脱衣所や洗面所は、換気扇をつけていても湿気が高く、この湿気の影響で髪の毛が乾くのも遅くなります。また、汗をかいた場合は、首や顔にも髪の毛が付きやすくなり、乾くのに時間がかかってしまいます。なるべくなら、リビングなどのエアコンが効いた場所でドライヤーを使うことをおすすめします。

1200Wのドライヤーは条件次第で時短&電気代節約ができる

ドライヤーは自宅で使用する場合でも1000W~1200Wのものがおすすめです。消費電力が大きくなっても大風力のドライヤーが理想的で、乾かす時間を短く済ませることができ、電気代の節約にもつながります。ドライヤーの電気代は1回5分で2.5円、10分でも5円と高すぎる印象はありません。しかし、年間の電気代で、家族全員分で考えた場合、10,000円以上の電気代になることも良くあり、年間を通してみると電気代が高い家電の上位に食い込みます。

少しでも電気代を節約するなら、ドライヤーの使用時間を短くするために、事前に髪の毛の水分をしっかり拭くことが必要です。冷風機能も上手く組み合わせると、節電効果とともに美しい髪も作ることができ、家族が多い場合でも節電につながります。毎日のドライヤーの使用時間の長さと、使用する前の髪の条件、冷風機能の組み合わせは、少し見直すだけでも電気代節約につながります。

それでも電気代が気になる場合は、契約する電力会社を見直してみましょう。ドライヤーをよく使う時間帯の電気代が、最も安い電気料金プランを契約すれば、年間の電気代を安くすることができますよ。

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