北陸電力

北陸電力

★★★★☆ 4.0

〒930-8686 富山市牛島町15番1号

北陸電力は、節電量と連動した、新しい「割引サービス」が人気! 地域密着型で、お得な優待も盛りだくさん

契約期間 加入条件 供給電源 提携ポイント ポイント還元率
原則1年間 原則なし 自社発電 50Pt/月

節電割引など、環境にやさしいサービスが充実している!昼間の約半額で利用できるプランなど「時間別」に、お得な料金体系が揃っている!

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北陸電力のおすすめポイント!

  • 節電割引など、環境にやさしいサービスが充実している
  • 昼間の約半額で利用できるプランなど「時間別」に、お得な料金体系が揃っている
  • 北陸エリアで使える、お得な優待・割引クーポンがもらえる(ほくリンク会員)
  • 2016年夏以降も、お得なプランがスタート
  • 楽しみながら「節約と省エネ」が両立できる

北陸電力は、エコや環境に配慮した企業として、全国から大きな注目を集めています。ここでは、北陸電力で扱う従来のプランのほか、2016年4月から始まる「新料金プラン」を取り上げたいと思います。

また、北陸電力を利用するメリットや、ポイントサービスについても詳しく解説します。北陸エリアにお住まいの方は、ぜひ参考にしてみてください。

北陸電力の新プランとは?

北陸電力では、従来の契約プランのほかに、会員向け「節電とくとくプラン」を新たに設けました。

北陸電力会員限定のサービス「ほくリンク」について

北陸電力には「ほくリンク」と呼ばれる、契約者向けサービスがあり、会員限定で「節約向け割引」プランが利用できます。

北陸電力の「契約プラン」一覧

北陸電力には、全部で6種類の「家庭用電力プラン」が存在します(※ は本記事では、法人向け、その他プランは省略)。

北陸電力の家庭向け・電気料金プラン
名称 内容
① 節電とくとく電灯 ほくリンク会員向けの料金プラン。7月〜9月の指定日に節電をすると、料金の割引が受けられる。
② エルフナイト10  エコキュートを利用中の方を対象に、夜間の電気代がお得になるプラン。
③ エルフナイト10プラス エコキュートを利用中の方を対象に、夜間と朝夕の時間帯に、電気代がお得になるプラン。
④ エルフナイト8 夜間の電気代が安くなるプラン。
⑤ 従量電灯 従来から利用されている、スタンダードな料金プラン。
⑥ 深夜電力   電気温水器の利用者を対象に、夜間の電気代が安くなるプラン。
※ 2016年3月末で新規募集は終了。

①〜⑥のプランについて、以下で詳しく説明しましょう。

① 節電とくとく電灯

節電とくとく電灯は、使用量の多い「60A」または「契約容量が6kVA以上」の契約者に向けたサービスです。北陸電力が指定する「夏季の電力ピーク」時に節電すると、格安な料金設定が適用されます。

ここでは、節電電力量1kWhあたり「129.60円」の割引が受けられるので、楽しみながら節電 & 節約を両立することが可能です。

節電とくとく電灯の基本料金と電力料料金は、以下の通りです。

節電とくとく電灯の基本料金と電力量料金
区分 料金単価/1カ月あたり
基本料金
10Aまたは、1kVAあたり
237.60円
電力量料金 
① 最初の120kWhまで
1kWhあたり17.48円
電力量料金 
② 120kWh〜300kWhまで
1kWhあたり21.29円
電力量料金 
③ 300kWh以上
1kWhあたり22.98円

また、北陸電力の節電依頼(事前連絡あり)に協力すると、以下の節電割引が適用されます。

節電とくとく電灯の節電割引

  • 7月〜9月の電力使用量がピークに達する、13時〜16時の節電 1kWhあたり129.60円の割引を適用

このほか、節電をして出かけると、北陸エリアで使える「優待クーポン」がもらえるなど、ユニークなサービスが受けられます。

メモ: 2016年8月からスタートする新サービス「くつろぎナイト」

2016年の8月からは、夜間電気料金が「昼間の半分以下」になる、お得な「くつろぎナイト12」がスタートします。

加入条件は、エコキュートやネオキュートを利用中の方に限られますが、ほくリンク会員は、さらにお得な「セット割」が適用され、節電&節約効果の高いサービスとして注目されています。

② エルフナイト10

エルフナイト10は、エコキュートを利用中の方を対象に、夜間の電気代がお得になるプランです。加入条件は『1kVA以上の夜間蓄熱式機器を利用中の方』となっており、電力使用量が多い方向けの料金設定です。

エルフナイト10がおすすめできる人

  • 給湯にエコキュートを利用中の方
  • IHヒーターを使用している
  • 冷暖房に蓄熱式電気暖房機を使用している
  • 家族が多く、電力使用量が平均より多い

エルフナイト10の基本料金と電力量料金は、以下の通りです。

エルフナイト10の基本料金と電力量料金
区分 料金単価/1カ月あたり
10kVAまで 3,024.00円
10kVA以上、1kVAあたり 302.40円
電力量料金 
夜22時から、翌朝8時まで
(2016年5月31日まで)
1kWhあたり7.73円
電力量料金 
朝8時から、午後22時まで
(2016年5月31日まで)
① 7月〜9月
1kWhあたり23.91円
② 10月〜6月
1kWhあたり21.78円
電力量料金 
夜22時から、翌朝8時まで
(2016年5月31日まで)
1kWhあたり7.77円
電力量料金 
朝8時から、午後22時まで
(2016年5月31日まで)
① 7月〜9月
1kWhあたり23.95円
② 10月〜6月
1kWhあたり21.82円

上記の通りエルフナイト10は季節や時間帯によって、電気料金が大きく異なります。

③ エルフナイト10プラス

エルフナイト10プラスの加入条件は『1kVA以上の夜間蓄熱機器をお使いの方』となっており、昼間に電気をあまり使わない方向けのプランです。

夜間と朝夕の時間帯に「電気代がお得になる」プランのため、日中家にほとんどいない、独身・共働き夫婦の間で人気が高いです。

エルフナイト10プラスがおすすめできる人

  • 給湯にエコキュートを利用中の方
  • IHヒーターを使用している
  • 冷暖房に蓄熱式電気暖房機を使用している
  • 日中は、家にほとんどいない

エルフナイト10プラスの基本料金と電力量料金は、以下の通りです。

エルフナイト10プラスの基本料金と電力量料金
区分 料金単価/1カ月あたり
6kVAまで 1,188.00円
6kVA以上、10kVAまで 1,620.00円
10kVA以上、1kVAあたり 237.60円
電力量料金 
平日の夜22時から、翌朝8時まで
(2016年5月31日まで)
1kWhあたり7.73円
電力量料金 
平日の午前8時から、午前10時まで
(2016年5月31日まで)
1kWhあたり21.11円
電力量料金 
平日の朝10時から、午後17時まで
(2016年5月31日まで)
① 7月〜9月
1kWhあたり33.26円
② 10月〜6月
1kWhあたり30.28円
電力量料金 
平日の朝17時から、午後22時まで
(2016年5月31日まで)
1kWhあたり21.11円
電力量料金 
休日の朝10時から、午後17時まで
(2016年5月31日まで)
1kWhあたり7.73円
電力量料金 
休日の朝17時から、午後22時まで
(2016年5月31日まで)
1kWhあたり21.11円
電力量料金 
平日の夜22時から、翌朝8時まで
(2016年6月1日以降)
1kWhあたり7.77円
電力量料金 
平日の午前8時から、10時まで
(2016年6月1日以降)
1kWhあたり21.15円
電力量料金 
平日の午前10時から、午後17時まで
(2016年6月1日以降)
① 7月〜9月
1kWhあたり33.30円
② 10月〜6月
1kWhあたり30.32円
電力量料金 
平日の朝17時から、午後22時まで
(2016年6月1日以降)
1kWhあたり21.15円
電力量料金 
休日の朝17時から、午後22時まで
(2016年6月1日以降)
1kWhあたり7.77円
電力量料金 
休日の朝17時から、午後22時まで
(2016年6月1日以降)
1kWhあたり21.15円

このように、2016年5月末を境に、電気料金が若干高くなるので、契約の際気をつけてください。

④ エルフナイト8

エルフナイト8は、その名の通り「夜間の電気代が安くなる」プランです。加入条件は特になく、誰でも自由に加入できます。

エルフナイト8がおすすめできる人

  • 給湯にエコキュートを利用中の方
  • IHヒーターを使用している
  • 冷暖房に蓄熱式電気暖房機を使用している
  • 日中よりも、夜間に多く電気を使う

エルフナイト8の基本料金と電力量料金は、以下の通りです。

エルフナイト8の基本料金と電力量料金
区分 料金単価/1カ月あたり
6kVAまで 1,188.00円
6kVA以上、10kVAまで 1,620.00円
10kVA以上、1kVAあたり 237.60円
電力量料金 
夜23時から、翌朝7時まで
(2016年5月31日まで)
1kWhあたり7.60円
電力量料金 
平日の午前7時から、夜23時まで
① 最初の90kWhまで
(2016年5月31日まで)
1kWhあたり21.42円
電力量料金 
平日の午前7時から、夜23時まで
②90kWh〜230kWhまで
(2016年5月31日まで)
1kWhあたり26.55円
電力量料金 
平日の午前7時から、夜23時まで
③ 230kWh以上
(2016年5月31日まで)
1kWhあたり28.68円
電力量料金 
休日の朝10時から、午後17時まで
(2016年6月1日以降)
1kWhあたり7.64円
電力量料金 
休日の朝17時から、午後22時まで
(2016年6月1日以降)
1kWhあたり21.46円
電力量料金 
平日の夜22時から、翌朝8時まで
(2016年6月1日以降)
1kWhあたり26.59円
電力量料金 
平日の午前8時から、10時まで
(2016年6月1日以降)
1kWhあたり28.72円

このほか、エルフナイト8では「通電制御型割引」と呼ばれる、マイコンの通電制御割引が(86.40円〜151.20/1kVAあたり)適用されます。

⑤ 従量電灯

従量電灯は、従来から利用されている、最もスタンダードな料金プランです。

従量電灯がおすすめできる人

  • 給湯にエコキュートを利用中の方
  • IHヒーターを使用している
  • 冷暖房に蓄熱式電気暖房機を使用している
  • 日中にたくさん電気を使う

従量電灯の基本料金と電力量料金は、以下の通りです。

従量電灯の基本料金
区分 基本料金/1契約につき
10アンペア 237.60円
15アンペア 356.40円
20アンペア 475.20円
30アンペア 712.80円
40アンペア 950.40円
50アンペア 1,188.00円
60アンペア 1,425.60円
1kVAあたり 237.60円
従量電灯の電力量料金
区分 電力量料金/1kWhあたり
第一段階料金
120kWhまで
(2016年5月31日まで)
17.48円
第二段階料金
120kWh〜300kWhまで
(2016年5月31日まで)
21.29円
第三段階料金
300kWh以上
(2016年5月31日まで)
22.98円
第一段階料金
120kWhまで
(2016年6月1日以降)
17.52円
第二段階料金
120kWh〜300kWhまで
(2016年6月1日以降)
21.33円
第三段階料金
300kWh以上
(2016年6月1日以降)
23.02円

このプランは、三段階で電気料金が分かれており、日中電気代が上がらないよう、気を付けなければいけません。

⑥ 深夜電力

深夜電力は、電気温水器の利用者を対象に「夜間の電気代を安くするプラン」です。

深夜電力がおすすめできる人

  • 夜間、電気温水器を使われる方
  • 給湯にエコキュートを利用中の方
  • IHヒーターを使用している
  • 冷暖房に蓄熱式電気暖房機を使用している

深夜電力の基本料金と電力量料金は、以下の通りです。

深夜電力の基本料金と電力量料金
区分 料金
① 23時〜7時
(2016年5月31日まで)
356.40円
② 23時〜7時
(2016年6月1日以降)
475.20円
基本料金 712.80円/1kW

深夜電力は、2016年3月末で新規募集が終了しています。3月末以前に申込をしていれば継続利用できますが、今後の申込は受け付けていません。

北陸電力のメリット

北陸電力では、電力のピーク時を避けたり、使用量を抑えることで「電気代が安くなる」のが特徴です。

また「省エネに強いプラン」を数多く多く扱っているので安心です。数ある大手電力会社の中でも、ここまで「省エネ」を徹底した企業は、珍しい存在と言えるでしょう。

特に「環境に配慮したエネルギー」を使いたい層は多いですが、北陸電力は「時代のニーズに合わせた」より良いサービスや、料金設定を行っているのが、最大のメリットです。

北陸電力のポイントサービス

北陸電力では、独自のポイントサービス「ほくリンク」を実施しています。

ほくリンクは、Webで毎月の料金が分かるほか、電気の使用状況が確認できる便利なサービスです。スマートメーターを設置すれば「電力の見える化」が行えるため、新規加入者の多くが、ほくリンクを利用しています。

また、ほくリンクでは、家の電気をオフにすることで「節電クーポン」がもらえる取り組みを行っています。ほくリンク発行のクーポンは、対象の店舗で優待や特典が受けられるなど、幅広い世代に「人気が高い」サービスです。

ほくリンクの主なサービス

  • 毎月の電気料金
  • 検針結果の照会(メールサービス)
  • 過去の使用状況
  • スマートメーターを使った電力の見える化
  • 優待クーポンの発行

「Web検針票」に登録した場合、2016年4月以降は(電力使用の)検針票が、紙で発行されなくなります。これまで、紙の検針票を受け取っていた方は、確認方法を間違えないよう注意してください。

北陸電力の信頼性と実績(これまでの歴史)

北陸電力は、歴史のある電力会社です。1897年、富山で設立された「富山電灯」が、北陸電力の元となっています。

その後、富山電気ー日本海電気ー北陸合同電気と社名を変え、1942年には北陸配電となりました。現在の社名になったのは1951年のことで、富山に本社が設立されました。

現在は、富山・石川・福井の一部、岐阜の一部に電力を供給しています。火力や原子力発電のほか、近年では「環境に配慮した」風力や太陽光、バイオマスなど「再生可能エネルギー」の導入も積極的に行っています(※ 2011年には、北陸初の大型太陽光発電施設(メガソーラー)が、富山に設置されました。

北陸電力「供給電源の種別」について

北陸電力の供給電源は、以下の通りです。最も多いのが火力(石炭・石油等)発電で、次いで、水力発電、新エネルギーの順に続きます。

北陸電力の供給電源の種別と割合
供給電源の名称 発電出力
(百万kWh)
割合(%)
水力 6,326 25%
火力(石炭・石油等) 23,793 73%
新エネルギー 6 2%
原子力 0 0%
合計 30,856 100%

(2014年のデータより)

2011年には北陸初のメガソーラー施設も完成し、今後は「新エネルギー」の発電量も徐々に増加すると言われています。

北陸電力の電気料金プラン(詳細)

最後に、北陸電力の人気プラン「節電とくとく電灯」について、おさらいをしておきましょう。

北陸電力の電気料金・セット割プランの内容
名称 節電とくとく電灯
内容 7月〜9月の節電に協力すると、1kWhあたり129円の割引が適用される
対象となるメニュー ほくリンク会員限定メニュー
適用条件 ほくリンク会員に登録し、契約電流が60Aまたは、契約容量が6kVA以上あること。スマートメーターの設置をしていること。
付帯するサービス ほくリンク「出かけて節電」
トータルの割引額 1kWhあたり129円の割引
ポイントサービス ほくリンク「クーポン」
ポイントで交換できる電子マネー
ポイント還元率 クーポンによって、還元率は異なる。
マイル
その他、利用可能なサービス ほくリンク会員向けサービス
申込方法 公式サイトより

北陸電力がおすすめの理由

北陸電力がおすすめできるのは、節電に合わせて、割引が受けられる点です。

電気料金の安さだけでなく、環境に配慮した(北陸電力の)新料金プランは、利用者の間で「満足度が高いサービス」として、注目を集めています。

このほか、昼間の電力の約半分で電気が使える「くつろぎナイト12」など、新たなサービスもスタートします。節電と節約を両立したい方にとって、北陸電力は強力なサポーターとなってくれるでしょう。

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