ソフトバンク【おうちでんき】

ソフトバンク【おうちでんき】

★★★★★ 5.0

ソフトバンクユーザーやワイモバイルユーザーには多くのメリット!

契約期間 加入条件 供給電源 提携ポイント ポイント還元率
1年ごとの自動更新※解約金あり 原則なし SBエナジー なし

ソフトバンク・ワイモバイルユーザーなら電気代も携帯代金もお得に! 24時間365日対応の「おうちレスキュー」など安心のサービスも魅力

ソフトバンク【おうちでんき】に申し込む

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ソフトバンクおうちでんきのおすすめポイント

  • 「おうち割 でんきセット」で携帯代と電気代が割引
  • おうちのトラブルに24時間365日対応の「おうちレスキュー」(出張料・作業料が無料)
  • スマホやインターネット利用料と電気代をまとめて支払いが可能

2016年4月の電力自由化でさまざまな業種の企業が電力販売に参入しています。携帯電話大手のソフトバンクもそのひとつです。同社はSBパワーという電気事業会社を立ち上げ、ソフトバンクを通して法人や一般家庭用に電力を販売しています。

特にソフトバンクユーザーやワイモバイルユーザーには多くのメリットがあります。
このページでは、ソフトバンクのおうちでんきの特徴や電気プラン、サービスの内容、メリットとデメリットなどについて詳しくご説明します。

ソフトバンクのおうちでんきとは?

ソフトバンクのおうちでんきは、ソフトバンクグループの「SBパワー株式会社」が電力を提供しています。

各地域の電力会社の従量料金部分が毎月1%お得になるほか、ソフトバンク、ワイモバイルユーザーは携帯電話料金が1回線ごとに毎月100円割引(最大で10回線まで)になるなど、さまざまな特典を打ち出しています。

2019年8月現在で、北陸地方と九州地方をのぞくほぼ全国がサービスの対象になっています。

SBパワー(株)が電力を提供

SBパワーは2012年に設立した会社で、当初は法人向けに電力の提供を行っていました。2016年4月の電力自由化を前に、同年2月に小売電気事業者登録をしました。

電力はソフトバンクグループのSBエナジーや他の発電事業者などから調達しています。

補足

おうちでんきの電力はSBエナジーや他の発電事業者から運ばれますが、送電網は従来のものが使用されます。送電線の保守は自由化以前からある地域の電力会社が行い、ソフトバンクも保守や送電にかかる費用を支払っています。

また、電力が不足した場合は、電力会社が新電力をバックアップするシステムができているので停電や送電線のトラブルも安心です。

おうちでんきは一部地域を除き、ほぼ全国を網羅

ソフトバンクのおうちでんきはほぼ全国を網羅していますが、一部のエリアは対象外です。提供エリアについてご説明します。

おうちでんきの提供エリア

2019年8月現在、下記のエリアが電力提供の対象になっています。

  • 北海道電力エリア
  • 東北電力エリア
  • 東京電力エリア
  • 中部電力エリア
  • 関西電力エリア
  • 中国電力エリア
  • 四国電力エリア
  • 沖縄電力エリア

北陸電力と九州電力の「おうち割 でんきセット」

北陸電力エリアと九州電力エリアは提供対象外ですが、スマホや携帯電話、インターネットをソフトバンク・ワイモバイルでご利用の方は、電気はそのまま従来の北陸電気、九州電気を使いながら「おうち割 でんきセット」というサービスが利用できます。

これは、スマホやネットの料金が1回線につき毎月100円割引されるというものです。最大10回線までが対象です。「おうち割 でんきセット」の適用を受けるには手続きが必要です。

また、100円割引は2年間だけで、3年目以降は毎月50円の割引になるのでご注意ください。

おうちでんきと「自然でんき」の違いに注意

ソフトバンクにはおうちでんきと「自然でんき」があります。間違いやすいので、ここで違いをご説明しておきます。

ソフトバンクの自然でんきとは

ソフトバンクの「自然でんき」は再生可能エネルギーを中心に供給する電力のことです。再生可能エネルギーは「FIT電気」と呼ばれ、太陽光発電や風力発電、水力発電などがあります。

ソフトバンクの「自然でんき」では再生可能エネルギー(FIT電気)比率50%を目指しています。

おうちでんきと自然でんきの電気料金の違い

「自然でんき」は基本料金が0円という特徴があります。実際に使った分だけ請求されるのですが、1kWhの電力量料金単価はおうちでんきよりも高くなっています。

そのため、電気の使用量によっては電気代が従来よりも高くなる場合があります。

参考までにおうちでんきと「自然でんき」の単価を比較してみましょう。

おうちでんき 自然でんき
基本料金 契約電流10Aにつき260円 0円
電力量料金 最初の120kWhまでの1kWhにつき17.90円
120kWhを超え300kWhまでの1kWhにつき23.84円
300kWhを超える1kWhにつき27.52円
24.08円

(2019年8月現在の東京電力エリアの金額(税抜)です。)

ご家庭の電気使用量によっては自然でんきの方が高くなります。また、自然でんきにはおうちでんきの従量料金1%割引という特典はついていません。

ソフトバンクおうちでんきのお得なサービス

ソフトバンクのおうちでんきには、次のようなお得なサービスがあります。

  1. 「おうち割 でんきセット」で携帯代と電気代が割引
  2. 24時間365日対応の「おうちレスキュー」
  3. スマホやインターネット料金と電気代をまとめて支払い可能
  4. 時間帯ごとの電気利用量がひと目でわかる

ひとつずつご説明していきましょう。

「おうち割 でんきセット」で携帯代と電気代が割引

「おうち割 でんきセット」はソフトバンク・ワイモバイルユーザーが従来の電力会社からソフトバンクおうちでんきに切り替えた場合のサービスです。
次の2つの「お得」があります。

お得1 スマホや携帯電話の料金が1回線につき、毎月100円割引
(10回線まで。3年目以降は50円割引)
お得2 従量料金部分が毎月1%割引

おうち割 でんきセットの計算例

家族でソフトバンクのスマホやネットなど4回線利用していて、毎月の電気代が9,000円の場合、「おうち割 でんきセット」にすると下記のように2年間で11,790円もお得になります。

  • お得1:400円(1回線あたり100円×4回線分)×12ヶ月×2年=9,600円
  • お得2:毎月の電気代9,000円×1%×12ヶ月×2年=2,160円
  • 合計 9,600円+2,160円=11,760円

24時間365日対応の「おうちレスキュー」

おうちでんきを利用すると、水まわりやカギの紛失などおうちのトラブルに対して、24時間365日、「おうちレスキュー」(東京電力エリアは「TEPCOおうちレスキュー」)が無料で駆けつけてくれます。

詳しい内容を見てみましょう。

おうちレスキューの内容

水まわり(水漏れや配管のつまり、パッキンの劣化など)の修理は一般には8,000円前後します。また、カギの紛失は12,000円~、ガラスの破損やヒビ割れの修理は15,000円以上すると言われています。

しかし、おうちレスキューでは30分以内の作業に対して、「出張料」「作業料」が無料になります。(東京電力エリア以外の地域は2年間を上限に無料になります)

作業内容によっては部品代や特殊作業代などがかかる場合がありますが、24時間365日対応してくれるというのは安心感がありますね。
(一部対象外のエリアがあります。)

スマホやインターネット料金と電気代をまとめて支払い可能

携帯電話代は〇〇銀行の口座、インターネットのプロバイダー代は△△銀行の口座、電気代は□□銀行の口座から引き落とし……という方が多いのではないでしょうか。

同じ銀行口座にしている場合でもそれぞれに引き落とし日が異なるため、引き落としに間に合うように口座にお金を入れておく必要があります。

しかし、おうちでんきにすると、携帯電話代やインターネット代、電気代の合計をまとめて引き落としされます。それぞれの金額を計算しなくてもいいので、安心です。

補足

合算での支払いは、原則として申し込んだ月の翌月以降に適用されます。対象となるのはソフトバンク、ワイモバイルの移動通信サービス、「SoftBank Air」や「SoftBank 光」などの固定通信サービスとおうちでんきのセットが対象です。

時間帯ごとの電気利用量がひと目でわかる

電気代は毎月、1ヶ月分の使用量に対して請求がきますが、どの日、どの時間帯で多く電力を使っているか…はわかりません。

おうちでんきに加入すると、ウェブ上で30分単位の利用量を見ることができます。それによって節電対策を考えることができるので、ぜひチェックしたいですね。

ソフトバンクおうちでんきの料金体系

ソフトバンクおうちでんきの料金体系は、お住まいの地域によって異なります。

エリアごとの基本料金と最低料金

電気代には、毎月一定額の「基本料金」や「最低料金」と実際に使った電気量に応じて請求される電力量料金があります。下記のように、エリアによってどちらかの方法で請求されます。

基本料金制 北海道電力エリア・東北電力エリア・東京電力エリア・中部電力エリア  
最低料金制 関西電力エリア・中国電力エリア・四国電力エリア・沖縄電力エリア

「基本料金制」のエリアでは契約電流のアンペアによって基本料金を設定、「最低料金制」のエリアでは一定額の最低料金を設定しています。

東日本エリアの基本料金

まずは中部電力エリアから北海道電力エリアまでの東日本のおうちでんきの基本料金を見てみましょう。
下記は契約電流10A(契約電流1kVA)あたりの料金です。実際の基本料金は契約しているアンペア数をかけ算して算出します。(2019年8月現在の料金で、すべて税抜 です。)

北海道電力エリア 310.00円
東北電力エリア 300.00円
東京電力エリア 260.00円
中部電力エリア 260.00円

西日本エリアの最低料金

次に関西電力エリアをはじめとする西日本の最低料金を見てみます。(2019年8月現在の料金で、すべて税抜です。)

関西電力エリア 最初の15kWhまで  310.02円
中国電力エリア 最初の15kWhまで 306.70円
四国電力エリア 最初の11kWhまで  374.00円
沖縄電力エリア 最初の10kWhまで 365.81円

このように電力会社のエリアによっておうちでんきの最低料金が異なります。

エリアごとの電力量料金

次は実際に使用した電力量に対して請求される1kWhあたりの電気代を比較してみます。(2019年8月現在の料金で、すべて税抜です。)

電力会社エリア 最初の120kWhまで 121kWh~300kWhまで 300kWh~
北海道電力エリア 21.58円 (121kWh~280kWhまで)
27.24円
(280kWh ~)30.59円
東北電力エリア 16.72円 22.80円 26.36円
東京電力エリア 17.90円 23.84円 27.52円
中部電力エリア 18.96円 22.99円 25.64円
関西電力エリア (15kWhを超え120kWhまで)18.30円 23.23円 26.36円
中国電力エリア (15kWhを超え120kWhまで)
18.70円
24.72円 26.62円
四国電力エリア (11kWhを超え120kWhまで)
18.33円
24.29円 27.46円
沖縄電力エリア (10kWhを超え120kWhまで)
20.66円
25.64円 27.42円

ソフトバンクおうちでんきは従来の電力会社より電気代の単価が安い!

上でご紹介したのは、ソフトバンクおうちでんきの各エリアごとの電気代(単価)ですが、それまでに加入していた東京電力や関西電力の電気代単価とどれくらい違うのかを見てみましょう。

ソフトバンクおうちでんきと東京電力との単価の比較

東京電力エリアにお住まいの人の電気代を比べてみます。

東京電力にはいくつかのプランがありますが、ここでは1人暮らしからファミリー向けの「スタンダードS」という標準プランで比較してみました。
(いずれも2019年8月現在のもので税込です)

東京電力 ソフトバンクおうちでんき
基本料金(10Aにつき) 280.80円 280.80円
電力量料金(1kWh)
〜120kWh
19.52円 19.33円
121kWh〜300kWh 25.98円 25.74円
301kWh〜 30.02円 29.72円

このように基本料金は同じですが、電力量料金はソフトバンクのおうちでんきの方が安くなっています。

ソフトバンクおうちでんきと関西電力との単価の比較

関西電力にもいくつものプランがありますが、ここでは「従量電灯A」の場合で比較してみます。

関西電力 ソフトバンクおうちでんき
最低料金(最初の15kWhまで) 334.82円 280.80円
電力量料金(1kWh)
〜120kWh
19.52円 19.33円
121kWh〜300kWh 25.98円 25.74円
301kWh〜 30.02円 29.72円

ソフトバンクおうちでんきの料金を簡単シミュレーション

上で書いたように各電力会社のエリアごとに基本料金や最低料金に違いがあり、また使用する電力量によって電気代が異なります。

自分でこれを計算するのは大変ですが、今加入の電力会社からおうちでんきに替えるとどれくらい電気代が変わるかという計算が簡単にできる方法があります。

おうちでんきの料金を計算する方法

ソフトバンクのおうちでんき公式サイトにある「簡単シミュレーション」というページに必要な情報を入力するためで電気代が計算できます。

電気代のシミュレーションに必要なもの

シミュレーションをするには、今の電気契約や電気の使用量などがわかる資料が必要です。毎月、ご自宅に届く「電気ご使用量のお知らせ」(検針票)を見てみましょう。

そこにある次の項目を上記のページに入力していきます。

  • 電力会社
  • ご契約種別(※1)(電力会社によって異なります。従量電灯Bや夜得プランなど)
  • 契約容量(※2)(アンペア数など)
  • ソフトバンクの通信サービス回線数
  • 検針票記載のでんき料金またはでんき使用量
  • 対象年月
  • お住まいの地域の郵便番号

(※1)ご契約種別と(※2)契約容量はシミュレーション画面で電力会社を選択すると、対象となる項目がいくつか出てきます。その中から該当するものを選んでください。

おうちでんきに替えるといくらになるか、早速計算してみましょう。

ソフトバンクおうちでんきの申し込み方法

ソフトバンクのおうちでんきに切り替えるには、まずソフトバンクおうちでんきに申し込みをします。

おうちでんきの申し込み方法と必要なもの

おうちでんきの申し込み方法は次の3通りがあります。

  • Webで申し込む
  • 店頭(ソフトバンク取り扱い店、ワイモバイル取り扱い店)で申し込む
  • ソフトバンクでんきサポートセンターに電話して申し込む
    (受付時間は午前9時から午後8時まで 年中無休)

おうちでんきの申し込み時に必要なものは、現在利用している電力会社の検針票(電気ご使用量のお知らせ)です。

なお、店頭で申し込む場合は本人確認書類として免許証やパスポート、印鑑、現在加入の電力会社の契約種別がわかるものなどが必要になります。

おうちでんきの利用開始はいつから?

申し込み手続きが完了したら、約10~20日後に「ご利用開始日」と「お客様番号」が記載されたお知らせが郵送またはSMSで届きます。

開始にあたって特に工事などは行われません。特に問題がない場合は次回または次々回の検針日が利用開始日となります。

電力会社切り替えに伴うスマートメーターの交換

今、国では従来の検針員が戸別訪問して電気の使用量を調べる方法から検針員が不要の「スマートメーター」への切り替えを進めています。

特に電力会社を切り替えた家庭を優先的に設置しているため、ソフトバンクのおうちでんきに切り替えた場合も交換にやって来ます。

スマートメーターは30分ごとに正確な電気料金の計算を自動で行います。その結果はおうちでんきのウェブサイトからも確認できます。

切り替え工事は15分ほどで済みますが、立ち合いは不要です。事前にスマートメーター交換日のお知らせが届くのでチェックしておきましょう。

ソフトバンクおうちでんきのメリットとデメリット

では、最後にソフトバンクおうちでんきのメリットとデメリットをご紹介します。

メリット

すでにソフトバンクのスマホや携帯電話、ソフトバンク光などのインターネット回線を利用している人やワイモバイルのユーザーは1回線ごとに毎月の使用料が100円割引になります。

また、電気代の従量料金が毎月1%安くなります。これによってそれまでの電力会社に支払っていた電気代よりかなり安くなる場合があります。

さらに水漏れや水道管の詰まりなどおうちのトラブルに24時間365日無料で出張・修理をしてくれる「おうちレスキュー」というサービスがあります。

作業開始から30分だけで、それ以上時間がかかる場合や特殊な部品が必要になる場合は費用が発生することがありますが、イザという時に助かります。

デメリット

一方、デメリットもあります。

スマホや携帯電話代の毎月100円の割引は2年間だけで、3年目以降は1回線あたり50円の割引になってしまいます。

また、おうちでんきは「1年契約」の自動更新です。途中で解約する場合は解約手数料として500円が必要です。

また、北陸電力エリアや九州電力エリアはおうちでんきのサービス対象外なので、ご注意ください。(2019年8月現在)

ソフトバンク【おうちでんき】がおすすめの理由

「おうち割 でんきセット」で携帯代と電気代が割引
おうちのトラブルに24時間365日対応の「おうちレスキュー」(出張料・作業料が無料)
スマホやインターネット利用料と電気代をまとめて支払いが可能

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