
楽天でんき
★★★★★ 5.0東京都世田谷区玉川一丁目14番1号
楽天でんきは電気代支払いでポイントが貯まる!
契約期間 | 加入条件 | 供給電源 | 提携ポイント | ポイント還元率 |
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0.5Pt/100円 |
電気使用量200円ごとに楽天ポイント1ポイント、楽天カードで支払うとさらにお得! 全国一律で基本料金0円、電気代は使った分だけというシンプルプラン
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電気使用量200円ごとに楽天ポイント1ポイント、楽天カードで支払うとさらにお得! 全国一律で基本料金0円、電気代は使った分だけというシンプルプラン
楽天市場や楽天トラベルなど幅広く事業展開をする楽天グループが、電気事業にも参入。ほぼ全国エリアで電力を提供しています。
毎月の電気代200円ごとに楽天ポイントが1ポイント、楽天カードで電気代を支払うとさらに100円ごとに楽天ポイントが貯まるなど楽天ならではの特典がいっぱいです。
一方でデメリットも!早速チェックしてみましょう。
この記事の目次 [非表示 ]
楽天でんきは楽天のグループ企業のひとつである楽天エナジーが提供しています。2016年4月、電力自由化スタート時は「まちでんき(※)」を提供していましたが、2018年11月からは「楽天でんき」を提供しています。
楽天でんきは基本料金が全国一律0円で、電気代は実際に使用した電気量で計算される「従量料金制」を導入しています。
また、電気料金200円につき楽天ポイントが1ポイント付与、楽天カードで支払うとさらに100円で1ポイントプラスなどお得な特典があります。
(※)「まちでんき」は楽天と丸紅新電力が取次委託契約を結んで電力を提供していましたが、丸紅新電力との契約が終了するため、2019年10月の検針日をもって「まちでんき」のサービスは終了します。
すでに「まちでんき」を利用しているユーザーが解約をせずにいると、自動的に丸紅新電力に移行します。この機会に「楽天でんき」への切り替えを検討してみましょう。
楽天エナジーは2013年に楽天グループの事業のひとつとしてスタートしました。太陽光発電を中心とする再生可能エネルギー事業やエネルギーソリューション事業などを展開しています。
2016年4月の電力自由化に伴い「まちでんき」の提供を開始、2018年11月からは「楽天でんき」として電力の提供を始めています。さらに2019年5月からは法人向けの「楽天でんき」のWeb申し込みの受け付けを開始しました。
楽天でんきは北海道から九州・沖縄までほぼ全国を対象に電力を提供しています。
なお、離島や一部地域は対象外になっています。お申込みの際にご確認ください。
楽天でんきの特徴は「基本料金が0円」ということと、使った分だけ電気代が請求される「従量料金制」という点です。従量料金は各電力会社のエリアごとに1kWhあたりの単価が決められています。
お住まいのエリアの従量料金×月間使用量(kWh)=1ヶ月の電気代
ということになります。
なお、毎月の電気代には別途燃料費調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算されますが、ここでは計算から省かせていただきます。
東京電力をはじめ、北海道、中部、北陸、関西、中国、四国、九州、沖縄の各地域の大手電力会社にはさまざまな料金プランがあります。
例えば東京電力の場合は「プレミアムプラン」や「スタンダードプラン」、「夜トクプラン」、オール電化向けの「スマートライフプランS/L」などユーザーの状況に合わせたプランが設定されていて、プランによって電力量料金の単価が異なります。
ところが楽天でんきは、個人・一般家庭向けの「プランS」1つしかありません。もっと電力利用量が多い場合は事業者向けの「プランM」がありますが、個人や一般家庭の場合は「プランS」の一択だけなのです。
楽天でんきに加入するには、お住まいの地域の電力会社ごとに下記のような条件に該当する必要があります。
北海道、東北、東京、中部、北陸、九州各電力会社 | ・従量電灯B相当であること ・現在の契約アンペア数が30~60Aであること |
---|---|
関西、中国、四国各電力会社 | ・従量電灯A相当であること |
沖縄電力 | ・従量電灯相当であること |
つまり、現在東京電力や関西電力でオール電化プランなどに加入している場合や10A、20Aなどの場合は、楽天でんきには加入できないということになります。
また、そういったプランに入っている人が楽天でんきに加入するのを機にプラン変更することもできません。
楽天でんきの電気代は基本料金は0円なので、「電気をどれだけ使ったか」で計算される「従量料金」が中心になります。楽天でんきの従量料金は各エリアで単価が決められています。
一方、大手電力会社は各エリア、各プランごとに単価が設定されています。各大手電力会社と楽天でんきの1kWhあたりの従量料金を比較してみましょう。
なお、各電力会社は基本料金や最低料金が設定されています。そちらもご紹介します。
東日本エリアの北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力と九州電力では「基本料金+電力量料金(使った電気量に対して請求される金額)」が毎月の電気代として請求されます。
一方、楽天でんきの場合は基本料金はないので、使った電気量に対しての従量料金だけが請求されます。
このエリアの人が楽天でんきに加入できるのは30A~60Aで、従量電灯Bのプランなので、そのランクでの料金を比較します。
なお、電力会社の電力量料金は使った電力量によって3段階に分けられています。
では、楽天でんきと各電力会社の1kWhあたりの単価を比較してみましょう。
(基本料金は30Aの場合です)
エリア | 楽天でんきの単価 | 電力会社基本料金 | 電力会社の単価 (1Kwhあたり) |
---|---|---|---|
北海道電力エリア | 29.50円 | 1,004.4円 | ①23.54円 ②29.72円 ③33.37円 |
東北電力エリア | 26.00円 | 972円 | ①18.24円 ②24.87円 ③28.75円 |
東京電力エリア | 26.00円 | 842.4円 | ①19.52円 ②26.0円 ③30.02円 |
中部電力エリア | 26.00円 | 842.40円 | ①20.68円 ②25.08円 ③27.97円 |
北陸電力エリア | 21.50円 | 712.80円 | ①17.52円 ②21.33円 ③23.02円 |
九州電力エリア | 23.00円 | 874.80円 | ①17.14円 ②22.64円 ③25.58円 |
(2019年8月現在 すべて税込)
東京電力に加入している人が楽天でんきに切り替えるとどれくらい安くなるでしょうか。
東京電力に従量電灯B、アンペア数30A、1ヶ月の使用電力量が350kWhの場合の電気代を計算すると、次のようになります。
基本料金 | 842.4円 |
---|---|
最初の120kWhまで | 19.52円×120kWh=2342.4円 |
120kWhを超えて300kWhまで | 26.0円×180kWh=4680円 |
300kWhを超える分 | 30.02円×50kWh=1501円 |
合計 | 9365.8円 |
一方、楽天でんきの場合は
26.0円×350kWh=9100円
になり、東京電力よりも265.8円も安くなります。また、楽天でんきの場合はこの金額に応じた楽天ポイントが貯まります。
ただし、各ご家庭での加入プラン(アンペア数)や使用電力量によって電気代は違ってきます。一度楽天でんきの電気代をシミュレーションしてみるといいでしょう。
次に関西電力、中国電力、四国電力、沖縄電力の西日本エリアの電気代を見てみましょう。
このエリアは基本料金はありませんが、「最低料金」が設定されています。各電力会社の最低料金と電力量料金の段階は次のようになっています。
電力会社 | 最低料金 | 電力量料金の段階 |
---|---|---|
関西電力エリア 中国電力エリア |
最初の15kWhまで | ①第1段階…15kWhを越え120kWhまで ②第2段階…120kWhを超え300kWhまで ②第3段階…300kWhを超える分 |
四国電力 | 最初の11kWhまで | ①第1段階…11kWhを越え120kWhまで ②第2段階…120kWhを超え300kWhまで ②第3段階…300kWhを超える分 |
沖縄電力 | 最初の10kWhまで | ①第1段階…10kWhを越え120kWhまで ②第2段階…120kWhを超え300kWhまで ②第3段階…300kWhを超える分 |
これを踏まえた上で電気代の単価を比較してみましょう。なお、このエリアの人が楽天でんきに加入できるのは、従量電灯A(沖縄電力エリアの人は従量電灯)の場合です。そのランクでの各電力会社の最低料金と電力量料金の段階ごとの1kWhあたりの単価は次のようになっています。
電力会社 | 楽天でんき | 各電力会社の最低料金 | 電力会社の単価 (1kWhあたり)/td> |
---|---|---|---|
関西電力エリア | 22.00円 | 334.82円 | ①19.95円 ②25.33円 ③28.76円 |
中国電力エリア | 24.00円 | 331.23円 | ①20.4円 ②26.96円 ③29.04円 |
四国電力エリア | 24.00円 | 403.92円92 | ①20.0円 ②26.5円 ③29.95円 |
沖縄電力エリア | 26.50円 | 395.08円 | ①22.53円 ②27.97円 ③29.91円 |
(2019年8月現在 すべて税込)
関西電力で従量電灯Aプランに加入している人が1ヶ月で290hWhの電気を使った場合、電気代は次のようになります。
最低料金 | 334.82円 |
---|---|
15kWhを越え120kWhまで | 19.95円×105kWh=2094.75円 |
120kWhを超えて300kWhまで | 25.33円×170kWh=4306.1円 |
合計 | 6735.67円 |
一方、楽天でんきの場合は
22.00円×290kWh=6,380円
となり、関西電力より355.67円も安くなります。
西日本エリアにお住まいの場合も、1ヶ月に使用する電気量や電力会社エリアによって電気料金が変わってくるので、一度シミュレーションをしてみましょう。
楽天でんきの料金はお住まいのエリア、使用する電力量によって異なります。実際に自分が楽天でんきに替えたら電気代はどれくらいになるのかを簡単に計算してみましょう。
楽天でんきの「シミュレーション」のページを開きます。そこに必要な項目を入力するだけです。しかも入力するのは「たった5つだけ」です。
まずは毎月ご自宅に届く「電気ご使用量のお知らせ」(検針票)を準備します。
シミュレーション画面を開いて、次の項目を入力します。
ほとんどの項目は画面上で選択できます。唯一、電気使用量だけは検針票を見て数字を入力します。
これらは毎月自宅に届く「電気ご使用量のお知らせ」(検針票)を見ればすぐにわかりますし、シミュレーションの画面でも各電力会社ごとに検針票のサンプルが表示されるので、それを見ながら簡単に入力できます。
この簡単シミュレーションでは、1年間にどれくらい電気代がお得になるか、また付与される楽天ポイントなどがわかります。
ぜひ一度やってみてください。
楽天でんきに切り替えることで毎月の電気代が安くなるだけでなく、楽天ポイントが貯まるお得なサービスもあります。
楽天でんきに替えると、次のような楽天ポイントが付きます。
例えば東京電力で従量電灯Bプラン、30Aに加入している人が1ヶ月に290kWh電気を使っている場合、楽天でんきに替えると電気代と楽天ポイントは次のようになります。
(年間 3,665kWhで計算)
今までの電気代 | 楽天でんきの電気代 | |
1ヶ月の電気代 | 8,119円 | 7,940円 |
1年間の電気代 | 97,430円 | 95,290円 |
ポイント | 0 | 470ポイント |
楽天カード支払いポイント | 0 | 948ポイント |
(楽天でんきシミュレーションより算出)
この結果、電気代だけで年間2,140円のお得、さらに楽天ポイントが1,418ポイント(470ポイント+948ポイント)貯まります。楽天ポイントは1ポイント=1円で楽天グループや楽天ポイントカードが使える店で買い物できます。
また、1年目は楽天でんきお申込みポイントとして2,000ポイントが貯まるので、年間で実質5,558円分お得になります。
楽天でんきの申し込み方法をご説明します。
楽天でんきの申し込みはWebのみです。手順も必要な項目を選択したり入力したりするというカンタンなものなので、すぐに終わります。
まず、現在利用している電力会社の「電気ご使用量のお知らせ」(検針票)を準備します。そして、次の流れで手続きを進めていきます。
これで内容を確認すれば申し込みが完了します。
申し込み手続きが完了してから2週間~1ヶ月半ほどで楽天でんきの利用が始まります。それまでの流れを見てみましょう。
これで楽天でんきの利用が始まります。
なお、申し込み内容に不備がある場合は確認のメールが入ります。対応が完了すると、開始手続きが始まりますが、対応せずに一定期間が経過すると申し込みがキャンセルされるので気をつけましょう。
今まで電気使用量の検針は検針員が戸別訪問をしてメーターの数字をチェックしていました。しかし、今後は検針員の計測を廃止して、スマートメーターに切り替わります。これは国の施策としてすべての電気利用者を対象に行われますが、まずは電力会社を切り替えた家庭を優先的に設置しています。
なお、スマートメーターへの交換は無料で行われますし、交換時の立会いも不要ですが、15分ほど停電することがあります。その場合は事前に連絡があります。
スマートメーターのメリットは、ネットで30分ごとの電気使用量や料金が確認できるという点です。
では、最後に楽天でんきのメリットとデメリットをご紹介します。
楽天でんきには、次のように多くのメリットがあります。
このように楽天でんきは毎月電気を使うだけで自然と楽天ポイントが貯まっていきます。また、貯まったポイントは楽天市場や楽天トラベル、楽天ポイントカードが使える店舗での買い物に使えるほか、電気代の支払いに充てることもできます。
楽天では期間限定でさまざまなキャンペーンを行っています。
楽天でんき加入時のポイントは以前は3,000ポイントでしたが、2018年11月からは2,000ポイントになっています。また、2019年7月からは「SUP(スーパーポイントアッププログラム)」として楽天でんきに加入している人が楽天市場で買い物をすると、ポイントがプラス0.5倍になります。
楽天では楽天保険や楽天モバイル、楽天証券などSUP対象のサービスがあり、これらを組み合わせることでポイントが最大16倍になります。
ただし、中には途中で条件が変わることがあるため、注意が必要です。
上でもご説明した通り、楽天でんきの料金プランは従量料金という使った電力に対して請求されるタイプです。一方、大手電力会社では使った電気使用量を3段階に分けて、使用量が少ない場合は単価を安く、使用量が多い場合は単価を高く設定しています。
楽天でんきは使用量に関係なく均一料金なので、電気の使用量が多い人ほどお得になります。
一方、次のようなデメリットもあります。
このように、楽天でんきは楽天会員向けのサービスであること、支払いがクレジットカードのみであることなどのデメリットがあります。
また、楽天会員になったものの普段あまり楽天のサービスを利用しない人にとっては、それほどお得感がないかも知れません。
電気使用量によってはあまり電気代が安くならないケースがあるため、ご自身にとってどれくらいメリットがあるかどうかをよく検討してみましょう。なお、楽天には多くのサービスがあるため、普段はあまり利用していないという人でも、これを機に楽天のサービスを使ってみてはいかがでしょうか。
使えば使うほどポイントが貯まり、さまざまなサービスが利用できますよ。
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