
北海道電力
★★★★☆ 4.0〒060-8677 札幌市中央区大通東1丁目2番地
北海道電力は、独自のポイントサービスを6月よりスタート 大容量型やオール電化にも対応した、新契約プランが人気!
契約期間 | 加入条件 | 供給電源 | 提携ポイント | ポイント還元率 |
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道内の気候や電力の使用傾向に合わせた、独自の電力プランを実施!一般家庭向けのプランは、年12,000円以上の割引が適用される!
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道内の気候や電力の使用傾向に合わせた、独自の電力プランを実施!一般家庭向けのプランは、年12,000円以上の割引が適用される!
北海道電力の新料金プランは、2014年〜2015年の料金体系を見直し、より道民の生活に根ざした価格とサービスを実現しています。
朝晩の料金が割安な新プラン「eタイム3|Sプラン」では、年間1万2,000円以上の割引が受けられるなど、お得度がぐんとアップしています。
ここでは、北海道電力の新プランとサービスの特徴、契約をするメリット、北海道電力の歴史、発電の種別などを徹底解説していきます。
この記事の目次 [非表示 ]
北海道電力では、電力自由化をきっかけとして、新しいポイントサービス(ほくでんエネモール)の導入を発表。ポイント制度は、2016年6月からのスタートを予定しています。
また、夜間割引プラン「eタイム3 Sプラン」では、年間12,000円以上の割引が適用されるなど、道民の暮らしに合った「経済的でお得な電力プラン」が主流です。
北海道電力で申し込める「家庭向けのプラン」は、主に5種類あります。全契約プラン(一般住宅向け)は、以下の表を参考にしてください。
名称 | 内容 |
---|---|
① 従量電灯 | 最も基本的な電力プラン。夜間割引などは無い。 |
② 時間帯別電灯(ドリーム8) | 電力量単価は、昼と夜、2つの時間帯に分けられている。夜間の電気料金に割引が適用される。 |
③ ピーク抑制型時間帯別電灯(ドリーム8エコ) | 道内で最も電力使用量が高くなる「冬の夕方」の使用を避けることで、電気代の割引が適用されるプラン。 |
④ 3時間帯別電灯(eタイム3) | 1日を3つの時間帯に分けて、夜間の電気代が安く使えるプラン。夜間の使用量が多い方、オール電化住宅にお住まいの方におすすめ。 |
⑤ 3時間帯別電灯(eタイム3)Sプラン | 契約容量が6kVA以下の方のみ申し込める格安プラン。月々1,000円の割引が適用されるのがポイント。 1日を3つの時間帯に分けて、夜間の電気代が安く使えるため、夜間の使用量が多い方、オール電化住宅にお住まいの方におすすめ。 |
①〜⑤の各プランについては、以下で詳しく解説します。
________________________________________
従量電灯の中にはA・B・Cの三種類がありますが、一般家庭向けのプランは「従量電灯B」が該当します。従量電灯Bの契約電流は、10A・15A・20A・30A・40A・50A・60Aの中から選択できます。
平均的な電気使用量でカバーできる家庭向けのプラン。
従量電灯Bの最低料金、基本料金、電力量料金は以下の通りです。
区分 | 単位 |
---|---|
最低料金(最初の9kWhまで) | 279.19円 |
電力量料金(9kWh以上) | 1kWhあたり 23.54円 |
区分 | 内容 |
---|---|
10A | 1契約あたり 334.80円 |
15A | 1契約あたり 502.20円 |
20A | 1契約あたり 669.60円 |
30A | 1契約あたり 1,004.40円 |
40A | 1契約あたり 1,339.20円 |
50A | 1契約あたり 1,674.00円 |
60A | 1契約あたり 2,008.80円 |
区分 | 単位 |
---|---|
① 最低料金(最初の120kWhまで) | 23.54円 |
② 最低料金(120kWh〜280kWh) | 1kWhあたり 29.72円 |
③ 最低料金(280kWh以上) | 1kWhあたり 33.37円 |
・ 最低月額料金 | 1契約あたり 246.24円 |
ただし、夜間の電力量が多い方や、普段から「電気を沢山使う」という方は(北海道電力内の)別の「割引率が高いプラン」を契約した方が、全体の電気代は安くなります。
従量電灯Bは「最もスタンダードなプラン」なので、他の契約プランとの、比較材料として参考にしてください。
時間帯別電灯(ドリーム8)は、夜の利用をメインにした契約プランです。日中の電気料金単価は高めですが、夜間の料金単価は非常に安く、オール電化をお使いの方におすすめできます。
昼間は電気を使うことが少なく、夜の利用量が多いという方や、オール電化住宅に住んでいる(エコキュートを使用している等)方におすすめ。
時間帯別電灯(ドリーム8)の基本料金、電力量料金は以下の通りです。
区分 | 単位 |
---|---|
・ 契約電力が6kVA以上 | 1契約あたり 1,404.00円 |
・ 最初の10kVAまで | 2,268.00円 |
・ 契約電力が10kVA以上 | 1kVAあたり 334.80円 |
区分 | 内容 |
---|---|
① 昼間 最初の90kWhまで |
1kWhあたり 28.08円 |
② 昼間 90kWh〜210kWh |
1kWhあたり 35.66円 |
③ 昼間 210kWh以上 |
1kWhあたり 40.10円 |
④ 夜間 | 1kWhあたり 14.13円 |
最低月額料金 | 1契約あたり 334.80円 |
このほかにも、時間帯別電灯(ドリーム8)には料金割引が適用されます。例えば、電気温水器や蓄熱式電気暖房機には、1kVAあたりの割引単価が適用されます。
区分 | 単位 |
---|---|
5時間通電機器① 蓄熱式電気暖房器 |
1kVAあたり 129.60円 |
5時間通電機器② 電気温水器 |
1kVAあたり 172.80円 |
通電制御型機器① 蓄熱式電気暖房機器 |
1kVAあたり 129.60円 |
通電制御型機器① 電気温水器 |
1kVAあたり 108.00円 |
その他プランの価格と比較して、月々の利用シミュレーションをしてみてください。
ピーク抑制型時間帯別電灯(ドリーム8エコ)は、冬期の電気代を安くする目的で設けられたプランです。冬の寒さが厳しい北海道では、冬期に電力使用のピークを迎えます(※ 他府県の場合は夏と冬の二回、電力ピークがある)。
こうした、道内の安定電力に応えるプランが、ピーク抑制型時間帯別電灯(ドリーム8エコ)です。本プランは、冬のピーク時期における電気使用を「昼から夜間」に切り替えることで、電気代が安く設定されています。
冬の電気使用を昼から夜にシフトできる方。昼間よりも「夜に集中して電力を使いたい」という方におすすめのプランです。
ピーク抑制型時間帯別電灯(ドリーム8エコ)の基本料金は、次の通りです。
区分 | 単位 |
---|---|
・ 契約電力が6kVA以上 | 1契約あたり 1,404.00円 |
・ 最初の10kVAまで | 2,268.00円 |
・ 契約電力が10kVA以上 | 1kVAあたり 334.80円 |
区分 | 内容 |
---|---|
ピーク時間 (冬時間の16時〜18時) |
1kWhあたり 60.02円 |
① 冬期の昼間 最初の90kWhまで |
1kWhあたり 25.07円 |
② 冬期の昼間 90kWh〜210kWh |
1kWhあたり 31.71円 |
③ 冬期の昼間 210kWh以上 |
1kWhあたり 35.63円 |
① その他季節の昼間 最初の90kWhまで |
1kWhあたり 28.08円 |
② その他季節の昼間 90kWh〜210kWh |
1kWhあたり 35.66円 |
③ その他季節の昼間 210kWh以上 |
1kWhあたり 40.10円 |
④ 夜間 | 1kWhあたり 14.13円 |
最低月額料金 | 1契約あたり 334.80円 |
このように、冬期のピーク時は60.02円/kWhと高めに電力量単価が設定されていますが、夜間は1kWhあたり14.13円と、非常に安価で電力が使用できます。
このほかにも、また、電気温水器や蓄熱式電気暖房器には10%〜最大30%の料金割引が適用されます。(割引価格については、北海道電力の公式サイトで確認のこと)。
3時間帯別電灯(eタイム3)は、1日を3つの時間帯に区切り、夕方や夜間の電気量を安く提供したプランです。
午後・朝晩・夜間の三段階で電気代単価が異なるプラン。夜間の電気代が安く、ピーク時を避けることで月々の電気代節約が可能に。エコキュートを利用中の方、オール電化住宅にお住まいの方におすすめ。
3時間帯別電灯(eタイム3)の基本料金、電力量料金、最低月額料金は、以下の通りです。
区分 | 単位 |
---|---|
・ 最初の10kVAまで | 1契約あたり 3,175.20円 |
・ 契約電力が10kVA以上 | 1kVAあたり 464.40円 |
区分 | 内容 |
---|---|
① 午後 (毎日13時〜18時) |
1kWhあたり 39.94円 |
② 朝・晩 毎日8時〜13時と18時〜22時 |
1kWhあたり 30.35円 |
③ 夜間 午後と・朝晩以外の時間帯すべて |
1kWhあたり 14.37円 |
最低月額料金 | ③契約あたり 334.80円 |
3時間帯別電灯(eタイム3)の料金は、夜間が最も安く、①の単価の半額以下で利用できます。また、電気温水器や蓄熱式電気暖房器には10%〜最大25%の料金割引が適用されます。
3時間帯別電灯(eタイム3)Sプランは、1日を3つの時間帯に区切り、夜間の電気使用料を安くしたプランです。大まかな条件は(前述の)3時間帯別電灯(eタイム3)と同じですが、本プランは「契約容量が6kVA以下」の方が加入するプランとなっています。
契約容量が6kVA以下で、午後や夜間に電気使用がシフトできる方。エコキュートを利用中または、オール電化住宅にお住まいの方におすすめ。
オール電化住宅にお住まいの方でも、ほとんどのご家庭は「3時間帯別電灯(eタイム3)Sプラン」の加入がおすすめです。なぜなら、本プランは月々1,000円のSプラン割引が適用されるため、最低でも年12,000円以上の割引が受けられるからです。
区分 | 内容 |
---|---|
基本料金 | 1契約あたり 3,175.20円 |
① 午後 (毎日13時〜18時) |
1kWhあたり 39.94円 |
② 朝・晩 毎日8時〜13時と18時〜22時 |
1kWhあたり 30.35円 |
③ 夜間 午後と・朝晩以外の時間帯すべて |
1kWhあたり 14.37円 |
料金割引 Sプラン割引 |
契約あたり 1,000.00円 |
月々の電気使用量が多いという方も、3時間帯別電灯(eタイム3)Sプランに申込をしてみましょう。北海道電力の新サービスの中でも最も注目度が高く、人気のある契約プランです。
北海道電力のメリットは、地元に密着したサービスを充実させている点です。他県の電力会社と違い「冬期の消費電力が多い」道内ならではのサービスと料金体系を採用しています。
また、提携ポイントや会員向けの無料サービスも充実しており、今後も「ポイント提携先の拡大」を計画しています。
提供エリアは道内だけですが、北海道の気候や電力需要の傾向に合わせたサービスは、地元の支持を広く集めています。
北海道電力のポイントサービスの名称は「ほくでん エネモール」と言います。2016年4月時点では、サービスの準備を行っており、本格的にサービスを始めるのは、2016年6月1日以降となっています。
ここでは、電気の使用やネットサービスの利用に応じてポイントが貯まるほか、貯まったポイントを道内の特産物やサービスと交換できるなど、利用者にとってうれしいサービスが広く企画されています。
・ 北海道の特産品と交換 | 食品や道内で人気の製品とポイント交換できる |
---|---|
・ 各地域団体への募金 | 日本赤十字社、赤い羽根共同募金、北海道森と緑の会など |
・ 他サービスへのポイント移行 | ニトリ、ツルハドラッグ、LUCKYのお買い物ポイントへ交換 |
ポイントサービスの提携先は、今後も拡大が予定されています。
また、会員サイト内ではゲームやアンケートを実施し、参加する度にポイントが貯まるよう工夫されています。
・ WEB明細の登録 | 100ポイント |
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・ WEB明細の利用 | 毎月20〜60ポイント |
・ ほくでんエネモールにログイン | 10ポイント |
・ コラムを読んでアンケートに答える | 10ポイント |
・ 定期アンケートへの回答 | 50ポイント |
・ コメントの記入、イベントへの参加 | 10ポイント |
会員の登録費用や参加費は無料で、北海道電力をお使いの方であれば、誰でも会員サービスが利用できます。
ポイントサービス以外にも、電気の使用状況の確認、Web明細の利用、過去の電力使用状況や新プランの料金シミュレーションなど、独自のコンテンツが用意されます。
北海道電力にこれから契約される方はもちろん、既に契約中の方もぜひ「ほくでんエネモール」会員に登録してみてください。
北海道電力は、道内の厳しい気候に対応した電力プランとサービスで(北海道では)広く支持される電力事業者です。北海道電力は「ほくでん」または、HEPCO(ヘプコ)の愛称で親しまれています。
北海道電力の歴史は、1942年に遡ります。日本発送電の札幌支部が前身で、1951年には(現在の)北海道電力株式会社が設立されました。
戦後は、火力や石炭、水力、原子力などの発電で、北海道の発展を支えてきました。また、2000年以降は再生可能エネルギーの導入を積極的に行ったほか、2011年の東日本大震災を教訓とし、原子力発電所の安全対策をより徹底して行うようになりました。
2014年には大幅な電気料金値上げも実施されましたが、2016年の電力自由化では「電気料金の見直し」が行われ、より道民の暮らしに根ざしたサービスがスタートしています。
北海道電力の供給電源は、以下の通りです。公式サイトでは、2014年までのデータしか出ていませんが、最も多いのは石炭による発電で、次いで石油、水力の順に続いています。
区分 | 割合 |
---|---|
水力 | 15% |
LNG | 1% |
石炭 | 51% |
石油 | 28% |
新エネルギー | 5% |
計 | 100% |
道内にも「泊発電所」と呼ばれる原子力発電所がありますが、発電状況については、次回の供給電源種別データの発表(北海道電力公式サイト)待つ必要があります。
最後に、北海道電力公式サイトの電気料金プラン「eタイム3|Sプラン」について、まとめてみました。
名称 | eタイム3|Sプラン |
---|---|
内容 | 日を3つの時間帯に区切り、夜間の電気使用料が安くなるプラン |
適用条件 | 契約容量が6kVA以下の方のみ申し込める。 |
月々の割引額 | 月額1,000円の割引 |
トータルの割引額 | 年間12,000円以上の割引が適用される。 |
ポイントサービス | ほくでんエネモール(2016年6月からスタート) |
ポイントで交換できるサービス | 道内の特産品、ニトリ、ツルハドラッグ、LUCKYのお買い物ポイントに交換可能 |
ポイント還元率 | 交換する商品やサービスによって異なる |
マイル | ー |
その他、利用可能なサービス | ほくでんエネモール会員向けのサービス(WEB明細、過去の利用状況、電力使用状況のネット確認サービスなど)⇒ 利用・年会費無料 |
申込方法 | 公式サイトより |
北海道電力がおすすめできるのは、道内にお住まいの方です。北海道以外のエリアには、夏と冬の二回「電力使用ピーク」がありますが、北海道の場合は冬の夕方が最も、電力使用量が多くなります。
北海道電力では、冬の夕方のピーク時を避けることで、夜間や夕方の電気料金が安くなるよう、独自の契約プランを設けています。
また、一般家庭向けの「eタイム3|Sプラン」では、電気代単価の値引きのほか、毎月Sプラン割引と呼ばれる「1,000円」の割引が適用されます。
年12,000円以上の割引が適用されるため(北海道電力、全プランの中でも)最も人気が高いサービスとなっています。
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